千葉県教育委員会と広島県教育委員会は2020年2月21日、公立高等学校入学者選抜等における新型コロナウイルス感染症への対応について公表した。千葉県は3月18日、広島県は3月23日に追検査を実施する。
東京大学は、2020年度(令和2年度)の一般入試(前期日程)および外国学校卒業学生特別選考の学内掲示による合格発表を中止し、Webサイトと携帯電話サイトのみに掲載することにした。新型コロナウイルス感染を防ぐもので、大阪市立大学も学内掲示を中止する。
新型コロナウイルスの感染拡大と対策について、萩生田光一文部科学大臣は2020年2月25日の定例記者会見で、地域全体への感染拡大を抑える目的で、感染者がいない学校も含めて市町村単位での積極的な臨時休校も考えられるとの方針を示した。
厚生労働省は2020年2月25日、新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解を公表した。新型コロナウイルス感染症対策専門家会議での医学的な見地から、今後の対策などをまとめた。
立命館アジア太平洋大学(APU)は2020年2月20日、新型コロナウイルスの影響から3月の卒業式、4月の入学式の中止を発表した。また、京都外国語大学は、卒業式は開催する予定だが祝賀会を中止にするなど、国内での感染の影響が出ている。
「サンリオピューロランド」を運営する株式会社サンリオエンターテイメントは、2020年2月22日から3月12日までの期間に渡って同施設の臨時休館を決定。「国内外での新型コロナウイルス(COVID-19)の感染症拡大の防止のため」と発表している。
厚生労働省は2020年2月20日、新型コロナウイルス感染症の対策として、「イベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ」をWebサイトに掲載した。感染の拡大を防ぐためには今が重要な時期であり、国民や事業主に向けて協力を求めている。
大阪府は2020年2月19日、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、3月20日までの1か月間は府主催の府民が参加するイベントなどを原則、開催中止または延期すると発表した。Webサイトに掲載された一覧によると、19日午後3時時点で中止が207件、延期が30件など。
東京都教育委員会は2020年2月19日、Webサイトの都立高校「入試Q&A」を更新した。新型コロナウイルスに感染し受検できなかった場合は、インフルエンザなどの感染症と同様に追検査の対象となる。
北海道大学は2020年2月18日、受験予定者が新型コロナウイルスに感染し一般入試が受験できなくなった場合の対応として、出願書類などによる総合的な判定を行う予定として公表。一方、東京大学は罹患者は追試験など特別措置を行わないなど、大学によって対応が異なっている。
名古屋工業大学は2020年2月17日、一般入試志願者が新型コロナウイルスに感染し受験できない場合、個別学力検査を免除すると公表。大阪府立大学も特別措置を行うことを公表している。
感染拡大が続く新型コロナウイルスについて、厚生労働省は2020年2月17日、「相談・受診の目安」を公表した。相談の目安を「37.5度以上の発熱が4日以上」「強いだるさや息苦しさ」とする一方、風邪症状がある際は学校などを休んで外出を控えるよう求めている。
新型コロナウイルスをめぐり、文部科学省では高等学校入試や大学入試に際し、自治体や教育関係機関に向けて感染症対策に関する対応を公開している。
東京大学は2020年2月13日、2020年度(令和2年度)東京大学入学試験の受験生に向けて新型コロナウイルスなどへの対応について公表した。試験当日のマスクの持参・着用を呼び掛ける一方、追試験などの特別措置は予定していないとしている。
日本英語検定協会は2020年2月12日、「英検二次試験 新型コロナウイルス感染拡大に伴う対応について」を発表した。通常、英検の各種試験において試験中のマスク着用を禁止しているが、2019年度第3回検定に限り、二次試験当日のマスク着用を推奨するという。
神奈川県教育委員会は2020年2月12日、2020年度(令和2年度)神奈川県公立高等学校入試における2月に実施する検査について、新型コロナウイルス感染症を追試験の対象とすると発表した。新型コロナウイルス感染症と診断された者らを対象とする追試験は3月10日に実施する。