文科省、留学予定の日本人学生へ中止や延期など再検討を呼びかけ

 文部科学省は2020年10月26日、「留学を予定・考えていた日本人学生の皆さんへ」を更新した。感染症危険情報レベル3の国・地域への留学は取り止め、レベル2の国・地域についても、留学の是非または延期について再検討するよう呼びかけている。

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留学を予定・考えていた日本人学生の皆さんへ
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  • 海外に派遣中・派遣予定であった日本人学生の皆さんの奨学金の取扱いについて
 文部科学省は2020年10月26日、「留学を予定・考えていた日本人学生の皆さんへ」を更新した。感染症危険情報レベル3の国・地域への留学は取り止め、レベル2の国・地域についても、留学の是非または延期について再検討するよう呼びかけている。

 感染症危険情報レベルについて外務省は10月26日時点で、世界159か国・地域に対して「レベル3(渡航は止めてください・渡航中止勧告)」、レベル3の国・地域を除く全世界に対して「レベル2(不要不急の渡航は止めてください)」を発出している。

 このような状況を踏まえて、留学を予定・考えていた日本人学生は、感染症危険情報レベル3の国・地域への留学は取り止めるとともに、レベル2の国・地域についても感染拡大の可能性や現地の状況が悪化する可能性も十分に考慮し、留学の是非または延期について改めて検討するよう呼びかけている。

 もし渡航する場合は、感染の地理的拡大の可能性に注意し、現地の状況が悪化する可能性も念頭に、各国の出入国規制や検疫措置の強化に関する最新情報を確認し、感染予防に万全を期するよう注意喚起を行っている。

 日本学生支援機構「海外留学支援制度」および「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の支援を受ける学生については、感染症危険情報レベル2以上の国・地域への留学は原則として支援対象外としてきたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、航空便の減便・運休が多く発生していること、学修プログラムがオンラインに切り替えられて継続されている例があることから、奨学金の支給要件緩和などの柔軟な対応を行ってきた。今後も、これらの対応は継続する。

 また、「海外留学支援制度」の学位取得型については11月より、感染症危険情報レベルが2または3であっても、渡航を希望する場合には、留学中における新型コロナウイルス感染症への感染防止対策や留学先大学における防疫措置などを確認したうえで、海外への派遣による留学を支援することになった。必要な手続きは、日本学生支援機構から対象となる学生と各大学に改めて連絡する。

 奨学金の支給についてわからないことや不安なことがある学生は、所属大学などを通じて相談してほしいという。第二種奨学金(海外/短期留学)についても、手続きで必要となる在籍証明書などの提出時期を延長するなど、柔軟な対応をとることにしているといい、不安なことなどがあれば日本学生支援機構に相談してほしいとしている。
《外岡紘代》

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