東京都教育委員会は2023年3月30日、2022年度(令和4年度)子供読書活動推進に関する調査の集計結果を公表した。1か月間に1冊も本を読まない不読率は、小2が4.4%、小5が5.1%、中2が10.3%、高2が33.4%。いずれも前回の調査より不読率が上昇した。
Gakkenは、2023年2月2日に小中高生向けの「世界が広がる学問図鑑」を発売した。2月27日にはNet Galleyにて期間限定公開も開始。疑問や興味・関心から深掘りするための学問分野をまとめた1冊。取り扱いのあるネット書店から購入できる。価格は5,940円(税込)。
東京大学Cedepとポプラ社は2023年3月14日、共同研究シンポジウム「デジタル社会は子どもの読書環境をどう豊かにできるか?~『紙』と『デジタル』のベストミックスの模索~」をオンライン開催する。定員は先着1,000名、参加無料。申込みは東京大学CedepのWebサイトで受付。
文部科学省は、2023年2月9日より第5次「子どもの読書活動推進に関する基本的な計画」の案に関するパブリックコメント(意見公募手続)を実施する。提出方法は、電子政府の総合窓口(e-Gov)もしくは郵送・電子メール。期間は3月1日まで。
スタジオジブリ・宮崎駿監督の長編マンガ『風の谷のナウシカ』をテーマにした朝日新聞デジタルの連載「コロナ下で読み解く 風の谷のナウシカ」が書籍化。「危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』」のタイトルで2023年2月2日に発売となる。
年末年始に公開されたリセマム記事から、中学生やその保護者向けのニュースをピックアップ。2022年12月26日~2023年1月6日の注目ニュースを振り返ってみよう。
文部科学省は2022年12月27日、子供の読書活動のさらなる推進方策について論点まとめを公表した。「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」の第5次(2023~2027年度)策定に向け、基本方針や推進体制、具体的な推進方策等をまとめている。
活字文化推進機構は2022年12月25日、「全国大学ビブリオバトルファイナルステージin浦安」を明海大学浦安キャンパスで開催する。ゲストに作家の浅田次郎氏と今村翔吾氏を迎える。入場料無料、観覧対象は中学生以上、定員は500名。聴講券の申込締切は12月14日。
インプレスグループのIT関連メディア事業を展開するインプレスは、「オールジャンル読書フェア」を、2022年12月2日から9日まで実施する。インプレスグループ創設30周年を記念した電子書籍のセール「毎月開催! 30周年感謝セール」の第6弾となる。
新興出版社啓林館は2022年11月28日、児童書の「文研出版」ブランドで「小学生から知っておきたい ザ・外交 “外交の大事なルール”」を全国の書店で発売した。サイズはA4判、40ページ。定価は3,080円(税込)。
Gakkenは2022年11月17日、正解のない世の中を生き抜く力を養う本として「正解のない問題集 道徳編」を発売した。監修は池上彰氏が担当。答えのない問いに対し、子供たち自身が考え、正解のない問題について学ぶための1冊だ。
理化学研究所(理研)と編集工学研究所は2022年11月18日、シリーズ第6弾となる「科学道100冊2022」を発表した。書籍を通じて、科学者の生き方や考え方、科学の面白さや素晴らしさを届けることを目指し、毎年選りすぐりの100冊を紹介している。
全国の児童生徒の2021年5月1か月間の平均読書冊数は、小学生は13.2冊、中学生は4.7冊、高校生は1.6冊。不読者の割合は、小学生は6.4%、中学生は18.6%、高校生は51.1%だったことが、全国学校図書館協議会が実施した第67回調査の結果でわかった。
国立国会図書館 国際子ども図書館は上野動物園と協力して、2022年11月20日午後1時半から「子どものための秋のおたのしみ会」を開催する。参加費無料。要事前申込み。申込受付は2022年11月10日午前9時半開始。先着順。
子供向けサイト「ニフティキッズ」のアンケート調査によると、調査に参加した小中学生の約9割が読書を好み、小学生の3割以上は1か月に「16冊以上」の本を読むことがわかった。
第10回 高校生直木賞の参加校募集がスタートした。参加費は無料。Webフォームより要申込み。締切りは2023年1月12日。地方予選大会は2023年5月7日にオンラインにて、全国大会は2023年5月21日にオンラインとリアルで開催される。