東京大学は7月26日、グローバル化に対応するため、2015年度末までに全学部で4学期制を導入し、秋入学を拡充していくと発表した。7月25日の役員会にて決定したという。
7月21日投開票の第23回参議院議員総選挙を控え、各党がマニフェスト(政権公約)を掲げている。各党のホームページで公表されているマニフェストなどから、子育て支援策や教育関連の政策についてピックアップした。
東京大学は6月19日、学部教育の総合的改革について発表した。秋入学構想の実現に向けて、7月末までに実施の方針を決定する予定という。
下村博文文部科学大臣は、4月9日の定例記者会見で、秋入学・ギャップターム推進のための検討会議(仮称)設置について発表した。秋入学・ギャップタームについて、産学官で連携して考えていくことが必要であるという。
駒澤大学法科大学院は、今年度より「9月入学制度」を導入することを発表した。この制度の適用により、今年8月に実施する平成26年度第1期入学試験に合格することで、本法科大学院へ今年9月に入学し、早期に学習を開始することが可能となる。
法政大学は、2013年度よりGIS(グローバル教養学部)において、15学部で初めてとなる秋季入学制度を導入。受験生および関係教育機関対象の説明会を3月31日(日)に実施する。
大学の秋入学導入に賛成している高校教員は17.7%と、反対36.3%の半分以下であることが、リクルートマーケティングパートナーズが実施した秋入学に関する調査より明らかになった。
中央教育審議会は1月21日、青少年の体験活動の推進策について答申した。青少年に自然や文化、社会など豊富な体験活動の機会を与えるため、社会全体で体験活動の重要性を認識し、機会創出のための仕組み構築を求めている。
秋入学提案を受け、大学面を創設した日本経済新聞は、大学、企業などの関係者による「大学改革シンポジウム 秋入学と人材育成」を12月19日、文京学院大仁愛ホールにて開催する。参加費は無料だが、事前申し込みが必要。
東京大学は11月14日、2013年より新たに初年次長期自主活動プログラム「FLY Program(Freshers’ Leave Year Program)」を開始する。4月に東京大学 教養学部前期課程に入学する新入生のみが対象となる。
秋季入学制度の大学では、高校を卒業してから大学に入学するまでの間(ギャップターム)が半年近くと、長期間空いてしまう。この半年間のギャップタームに約7割の保護者が反対していることが、ベネッセ教育情報サイトが行ったアンケート調査により明らかになった。
2012年度東京大学秋季入学式が10月4日、東大安田講堂において挙行された。入学式には約250名の大学院入学生と約20名の学部入学生に加え、その家族など約100名が出席した。
立命館大学は9月25日、朱雀キャンパスにおいて2012年度秋季入学式を開催し、世界33の国と地域から学部生25名、大学院生108名が入学した。初めて秋に、日本人学部生3名が入学した。
さんぽうは8月22日、「秋入学に関するアンケート」の集計結果を発表した。大学の秋入学について、高校教員の6割が否定的な意見を持っていることが明らかになった。ネックは卒業時期にあるという。
リクルート進学総研は6月28日、高校生を対象に実施した「高校生価値意識調査2012」の結果の一部を公開した。高校生の進学・将来に関する考え方や価値意識、秋入学およびグルーバル化に対する意識などについてインターネット調査を実施したもの。
社団法人 日本私立大学連盟は6月7日、平成24年度「私立大学フォーラム」の開催について発表した。私立大学フォーラムでは、高等教育に関わる課題をテーマに、各分野の第一線で活躍している講師による講演、ディスカッションを行う。