グローバルに活躍したい若者36.2%、期待する親55.7%…理由はコミュニケーションの不安

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将来は海外に出てグローバルに活躍したい(してほしい)
  • 将来は海外に出てグローバルに活躍したい(してほしい)
  • グローバル化は騒ぎ立てるほど特別なことではない
  • 将来海外とやりとりする仕事につきたくない理由
  • 言語以外にグローバルで活躍するために必要な力
  • 日本の学校でのグローバル教育は十分にできていると思う
  • 今からグローバル化のための教育をしても自分(子ども)は間に合わないと思う
  • グローバル教育強化のタイミング
 「将来は海外へ出てグローバルに活躍したい」と考える高校生や大学生は36.2%で、活躍を期待する親の55.7%を大きく下回ることが、「グローバル教育に関する意識調査」の結果から明らかになった。理由には、言語などコミュニケーションへの不安が多く挙げられた。

 調査は、小中高生向けにグローバルリーダーを育成する「IGS」と広告会社「アサツーディ・ケイ(ADK)」が、急速に進むグローバル化の流れの中で、当事者である若者と親の意識を把握しようと実施。高校2年生(大学進学予定者)、大学3年生、小学校高学年~高校生の子どもを持つ親、計1,030人を対象に3月、インターネットを通じて調べた。

 「グローバル化は騒ぎ立てるほど特別なことではない」という問いには、親の76.7%、高校生の70.9%、大学生の79.6%が「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答。一方、「将来は海外に出てグローバルに活躍したい(してほしい)」という質問に「非常にそう思う」「ややそう思う」と答えたのは、親55.7%に対し、高校生39.3%、大学生33.0%。グローバル化を意識しながらも、自分が世界で活躍するという気持ちを抱く若者は少数派であることがわかった。

 将来海外とやりとりする仕事につきたくないと答えた学生に理由を複数選択で回答してもらった結果では、「他の国の人とのコミュニケーションが不安だから」が最多の45.5%、次いで「日本にいられなくなりそうだから」(35.6%)、「異文化交流に不安があるから」(32.7%)などが続いた。

 「言語以外にグローバルで活躍するために必要な力」を複数選択してもらった結果では、「コミュニケーション力」が高校生、大学生とも8割以上を占めた。そのほか、「自己主張する力」「相手を理解する力」「プレゼンテーション力」「多様性を受け入れる力」などが上位を占めた。

 「日本の学校でのグローバル教育は十分にできている」ととらえているのは、親13.3%、高校生15.0%、大学生8.7%にとどまり、「今からグローバル化のための教育をしても間に合わない」と考える若者は半数を超えた。グローバル教育強化のタイミングについては、「小学校」が6割弱、「中学・高校」「大学」は7割以上を占めた。
《奥山直美》

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