日本ユニセフ協会は、「10月15日世界手洗いの日」プロジェクトの取り組みとして、小学生有志による「手洗い新聞」を発行する。記事を書いてくれる子ども記者や取材を行う特派員など計100名を7月21日まで募集する。 ユニセフによると、世界で5歳の誕生日を迎える前に亡くなる子どもは年間690万人、約4.6秒にひとりの子どもの命が失われている。その原因となる病気の多くは予防可能なもので、石けんを使った「正しい手洗い」を行うことができれば下痢や肺炎で亡くなる子どもたちの命100万人を守ることができるという。 今回発行する「手洗い新聞」は、「10月15日世界手洗いの日」に合わせ「正しい手洗い」の大切さを発信していく取り組み。子どもたちが作った新聞は実際に新聞となるほか、イベントやWebサイトでも発表されるという。今回は、自分で新聞を作る「記者」、工場などの見学や著名人への取材を行う「特派員」の2職種を募集している。 日本ユニセフでは、今回の企画により、子どもたちに「正しい手洗い」を知ってもらい、その大切さを周りの人を始め広く伝えてもらいたいという。◆手洗い新聞 記者・特派員募集対象:小学1~6年生定員:100名、応募多数の場合は抽選応募方法:インターネット締切:7月21日(日)当選発表:7月25日(木)までに、記者キットまたは特派員キットを発送。