夏休みに地域の安全安心マップを作ろう、立命館大が小学生対象にコンテスト開催

 立命館大学歴史都市防災研究所は、「第7回夏休みにみんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト」の作品を募集している。小学生が、個人やグループで身近な地域を歩いて安全や安心について調べ、気付いた点や情報を地図にまとめる。 

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第7回夏休みにみんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト
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  • 作品応募までの流れ
 立命館大学歴史都市防災研究所は、「第7回夏休みにみんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト」の作品を募集している。小学生が、個人やグループで身近な地域を歩いて安全や安心について調べ、気付いた点や情報を地図にまとめる。

 地震や津波、台風や集中豪雨などの自然災害、交通事故、不審者などによる犯罪などの危険から身を守るためには、身近な地域の情報を事前に把握し、危険に備える必要がある。コンテストは、子どもたちに地図作りを通して、大人と一緒に身近な地域の情報を集め、危険を理解し、周囲と情報を共有してもらおうと、2007年度から実施している。

 応募資格は、小学生の個人またはグループ。住んでいる地域や学年は問わない。日本国内のほか、海外からの応募も歓迎する。グループの場合は、1グループ小学生5名まで。地域で作業や調査を行う際は、安全確保のため、必ず20歳以上の大人に付き添ってもらうこと。

 応募作品は、夏休みを利用して地域の安全安心に関して作成した地図であれば、テーマは問わない。地域の大きさも自由。テーマの例には、「地震や洪水など自然災害が発生したときの避難経路と場所」「通学のときの交通安全」「遊び場の安全と安心」「こども、大人からみたヒヤリハットマップ」などがあげられている。

 紙のサイズは、模造紙(788mm×1091mm)2枚以内、画用紙二つ切(542mm×764mm)以上。作成した地図には、タイトルをつけること。募集期間は、8月26日から9月30日(必着)。応募申込用紙とアンケート用紙(いずれも同研究所HPから入手可能)、作成した「地域の安全安心マップ」を郵送、宅配便などで同研究所に送る。

 選考は、審査委員によって「文章・図表の表現が分かりやすいか」「マップ作成の目的・テーマがしっかり表現されているか」「個性的な工夫やアイデアが凝らされているか」「全体のバランスがよいか」「十分な情報が盛り込まれているか」などを評価。10点を選定し、表彰する。同研究所を会場に10月26日に表彰式を行うほか、10月28日から12月20日には選定作品などを展示する。

◆第7回夏休みにみんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト
主催:立命館大学歴史都市防災研究所
応募資格:小学生の個人またはグループ(1グループ5名まで、海外からの応募も歓迎)
応募規定:夏休み期間を利用して、住んでいる地域の安全安心に関する地図を作成する
作品のサイズ:模造紙(788mm×1091mm)2枚以内、画用紙二つ切(542mm×764mm)以上
募集期間:8月26日から9月30日(必着)
応募方法:応募申込用紙とアンケート用紙(いずれも同研究所HPから入手可能)、作成した「地域の安全安心マップ」を郵送、宅配便などで送る
応募先:
〒603-8341 京都市北区小松原北町58番地
立命館大学歴史都市防災研究所事務局
「第7回夏休みにみんなでつくる地域の安全安心マップコンテスト」係
《奥山直美》

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