子どもの朝食、重視するのは「簡単にできる」調理時間は10分以下

 佐藤食品工業は、「子どもの朝食」に関する母親の意識・実態調査を実施。調査から、朝食にかける調理時間は「10分以下」が多く、「主食を食べる」「簡単に調理できる」ことを重視しているが、6割以上が朝食に改善点があると意識している実態がわかった。

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子どもの朝食の調理時間/子どもの朝食で重視すること
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 佐藤食品工業は、「子どもの朝食」に関する母親の意識・実態調査を実施。調査から、朝食の調理時間は「10分以下」が多く、「主食を取る」「簡単に調理できる」ことを重視しているが、6割以上が朝食に改善点があると意識している実態がわかった。

 同調査は、同居する小学生または中学生の子どもがいる、首都圏在住の20代から40代の女性200名を対象に、インターネット調査で行われた。母親が調理の際に心掛けていることや、子どもたちの健康状態などの実態を把握することが目的。調査期間は6月27日から28日の2日間。

 子どもの調理時間でもっとも多かったのは、「6分~10分」の36.4%、次いで「5分以下」の22.8%。66%が、調理時間10分以下ということになる。子どもの朝食で母親たちが重視することに関する質問(複数回答)では、1位が「主食を取る」、2位が「簡単に調理できる」という結果。その後は「野菜やフルーツを食べる」「食べやすいメニュー」「とにかく何かを食べる」と続き、「栄養のバランスが整っている」「短時間で食べられる」は最下位となった。

 小・中学生の好きな朝食1位は、目玉焼き・オムレツなどの定番の「たまご料理」、2位は「トースト・食パン」、3位は「ソーセージ」だった。現在の子どもたちの朝食に改善点が「ある」と答えた母親は全体の65.7%。「野菜が足りていない」や「メニューがワンパターン」「メニューが主食のみ」など、栄養の偏りをあげる母親が多かった。

 また、子どもの健康状態であてはまるものを聞いた質問(複数回答)では、29.5%が「寝起きが悪い」、22.2%が「集中力がない」、12.6%が「落ち着きがない」と回答。「特にない(31.9%)」との回答をのぞくと、7割近くの母親が、子どもの健康・生活状態に何らかの不安を抱えていることがわかった。
《黄金崎綾乃》

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