三重大学は、学生・教職員・一般を対象とした「アイソン彗星講演会と観望会」を、講演会は12月6日、観望会は7日、8日の両日に開催する。入場は無料。 「アイソン彗星」は、2012年9月、ヴィタリー・ネフスキーとアルチョム・ノヴィチョノクが所属する「国際科学光学ネットワーク」(International Scientific Optical Network)の40cm反射望遠鏡を用いた観測により発見され、その頭文字が名前の由来となっている。当初、周期的に近づく彗星と考えられていたが、その後太陽に1度だけ近づく彗星だということがわかったという。この大型彗星は、11月後半から見られるようになり、12月初旬に見頃を迎えるという。 今回の講演会では、伊藤信成教授を講師に迎え、学生や教職員、一般を対象にアイソン彗星についてわかりやすく解説。また、アイソン彗星は太陽が昇る直前の東の低い位置に見えるため、伊勢湾の水平線が見渡せる三重大学生物資源学部の屋上で行われる観望会は絶好のロケーションになると考えられる。 入場は無料で、事前申込みは不要。雨天・曇天は中止だが、開催の可否は前日の21時にホームページにて発表されるため、確認が必要となる。◆アイソン彗星講演会と観望会対象者:学生、教職員、一般参加費:無料申込方法:事前申込不要【講演会】日時:12月6日(金) 18:00~19:00場所:三重大学教育学部多目的ホール(三重県津市)【観望会】日時:12月7日(土)、8日(日)※両日とも 4:30~6:00場所:三重大学生物資源学部棟 屋上