小中高生のスマホ所有者、ネット接続時間は1日平均133分

 内閣府は2月19日、平成25年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」結果を発表した。小中高生のスマートフォン所有者のインターネット利用時間は、1日平均132.6分であることが明らかになった。

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青少年の携帯電話・スマートフォン所有状況
  • 青少年の携帯電話・スマートフォン所有状況
  • 青少年のインターネット利用状況
  • 青少年のインターネット利用時間
  • 青少年の実態と保護者の認識とのギャップ
 内閣府は2月19日、平成25年度「青少年のインターネット利用環境実態調査」結果を発表した。小中高生のスマートフォン所有者のインターネット利用時間は、1日平均132.6分であることが明らかになった。

 同調査は、平成25年11月9日~12月8日に、満10歳から満17歳までの青少年3,000人と青少年の同居の保護者3,000人を対象に、調査員による個別面接方式で実施した。比較データとして、平成22年度~24年度の結果も掲載している。

 携帯電話・スマートフォンを所有している青少年は1,082人と36.1%にのぼる。このうち、スマートフォンの占める割合は、小学生が13.6%、中学生が47.4%、高校生が82.8%となった。平成22年度と比べると、小中高生いずれもスマートフォンの占める割合が増加している。

 携帯電話・スマートフォンを通じたインターネット利用時間は平均107.4分で、スマートフォン利用者は132.6分、携帯電話利用者は43.4分と、スマートフォン利用者の方が長時間利用する傾向にある。また、2時間以上利用している割合はスマートフォンで51.1%と半数以上にのぼる。

 青少年のインターネット接続機器の使い方について、何らかのルールを決めているとの回答は、「青少年」57.4%、「保護者」67.0%で、いずれの学校種でも保護者の回答が青少年の回答を上回った。つまり、青少年の実態と保護者の認識との間にギャップがみられる。
《工藤めぐみ》

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