大学生のスマホ保有者の84%がノートPCも所持しており、目的に応じて賢く使い分けていることが、「大学生のスマートフォンに関する実態調査」の結果から明らかになった。勉強や動画鑑賞はノートPCで行う一方、音楽鑑賞やカメラ、ゲームは専門機器の利用が多かった。 調査は、大学生のスマートデバイスに関する「今」を定量的に把握しようと、ネット・リサーチ会社のクロス・マーケティングが全国12都道府県の大学生ら1,733人を対象に3月、インターネットで実施した。 IT機器の保有率は、ノートPC81.2%、スマートフォン71.5%、デスクトップPC24.2%、ガラケー23.0%、タブレットPC12.1%。スマホユーザーの84%がノートPCも所持しており、勉強や動画鑑賞はノートPCで行っている割合が高かった。 スマートフォンの活用は、全般的に男性よりも女性の方が進んでおり、カメラ、アルバム、SNS、チャットなどの利用が高い傾向にあった。音楽鑑賞やカメラ、ゲームの機能については、用途に特化した専門機器の利用の方が多く、スマホが完全に代替されているわけではないこともわかった。 スマートフォン買い替えのきっかけは、「2年契約の終了」「端末が古くなった」「高性能な端末がほしくなった」の順に高かった。