H26上半期の児童虐待は前年同期より増加、加害者の4割「実父」…警察庁

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児童虐待事件の検挙状況
  • 児童虐待事件の検挙状況
  • 検挙事件に係る被害児童数
  • 加害者と被害者との関係別検挙状況
  • 検挙事件に係る被害児童の年齢別・性別の状況
  • 福祉犯被害少年
 警察庁は9月25日、平成26(2014)年上半期の児童虐待および福祉犯の検挙状況を公表。今期の児童虐待事件の検挙数は317件で、前年同期より96件増加。身体的虐待が7割以上を占めていた。また、加害者では「実父」がもっとも多いことがわかった。

 平成26年上半期の児童虐待事件の検挙数は317件、前年同期比43.4%増。年々増加しており、平成17年上半期の3倍ほどになっている。検挙件数の71.9%を占める「身体的虐待」、24.6%を占める「性的虐待」は前年同期より増加。「怠慢または拒否(1.9%)」「心理的虐待(1.6%)」はどちらも減少した。

 検挙事件に係る被害児童数は320人。加害者と被害者との関係別では「実父」がもっとも多く、加害者の39.6%を占めた。その後は「養・継父(22.9%)」、「実母(22.6%)」と続く。また、いわゆる無理心中(未遂を含む)に限ると、加害者の81.3%が「実母」だった。被害児童の年齢別では「14歳」10.9%がもっとも多く、次いで「16歳」8.8%、「15歳」8.1%、「1歳未満」7.8%が続いた。男女別では、男子の被害児童数116人に対して女子は204人となり、女子のほうが被害に遭いやすい傾向がうかがえる。

 児童に淫行をさせる行為などの福祉を害する犯罪(福祉犯)で被害者となった少年は3,075人、前年同期に比べると2.0%の増加。学職別では「高校生」1,407人がもっとも多く、「中学生」866人、「無職少年」419人が続いた。「未就学児」「小学生」「中学生」「高校生」「その他の学生」の被害者は前年同期より増加しているが、「有職少年」「無職少年」の被害者は減少となった。
《黄金崎綾乃》

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