2016年【中学・高校・大学】受験生、合格への年間スケジュール

 いよいよ2016年の受験生の入試に向けたラスト1年がスタートする。受験生のスケジュールは志望校や入試方式によって異なるが、一般的な予定を、中学、高校、大学別に紹介する。

教育・受験 受験
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◆大学受験

 大学入試、特に私大の入試は、一般入試(一般方式・センター利用方式)、AO入試、推薦(自己推薦・指定校推薦)などと多様化しており、スケジュールは入試方式により大きく異なる。

 私大では、一般入試は6月より募集要項の発表が開始され、私大の700校近くが参加するセンター試験は1月中旬、個別入試は2月から3月に実施。推薦入試では11月に試験が実施され、年内には合格発表と入学手続きが完了するケースが多い。AO入試は夏休みごろに開始され、推薦や一般入試の時期に実施する大学もある。

 国公立大では、一般入試は6月に選抜要項が発表され、センター試験は1月中旬、前期日程試験は2月下旬、中期日程試験は3月上旬、後期日程試験は3月中旬に実施される。推薦入試ではセンター試験を課すケースと、課さないケースがある。

 親の世代と比べて複雑化している大学受験。入試制度を理解したうえで、アドバイスをしてあげたい。特に大学受験期は思春期で、親御さんの関わり方が難しいケースもあるが、応援していることを伝えつつ、お子さんの状況を見守り、タイミングよく声を掛けてあげたい。また、進路に迷った場合には、親子で話し合い、子どもの考えや自主性を尊重しつつも、お子さんの将来につながる選択ができるようサポートしてあげたい。親子での話合いが難しい場合には、学校や塾に相談し、専門家である第三者を交えることをお勧めする。

 なお、入試前にはつい「頑張って」と応援したくなるものだが、これを言われると辛いという受験生は多い。お子さんの性格にもよるが、すでに頑張っているお子さんに、この言葉を多用するのは控えたほうがよさそうだ。

【6月】センター試験募集要項発表
【7月】AO入試が本格化、オープンキャンパスが本格化
【9月】センター試験「受験案内」配布
【10月】センター試験出願受付
【11月】推薦入試
【1月】センター試験(2016年1月16日~17日)、私大の出願受付が本格化、国公立大の個別学力検査出願(1月下旬~2月上旬)
【2月】国公立大の前期日程試験(下旬)
【3月】公立大の中期日程試験(上旬)、国公立大の後期日程試験(中旬)
(スケジュールは目安とし、最新の公式情報を参照いただきたい)

 親の関わり方は、成長段階やお子さんの正確によっても異なる。ただ、共通して言えることは、お子さんが安心し、自信をもって目標に向かっていけるよう、愛情をもってサポートすることに尽きるのではないだろうか。
《編集部》

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