都内公立中の評定状況、「5」の割合がもっとも高いのは英語…都教委調査

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各評価の評定分布状況
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 東京都教育委員会は3月26日、都内公立中学校第3学年(平成26年12月31日現在)の評定状況の調査結果をまとめ、公表した。全教科の「5」の割合は平均12.1%、教科ごとでは「外国語(英語)」の14.6%がもっとも高い。「1」の割合がもっとも高いのは「数学」の4.8%だった。

 この調査の対象は、中等教育学校を含めた都内公立中学校629校。学習指導要領の目標に準拠した評価の客観性・信頼性の確保に役立てるために調査が行われた。

 国語や社会など9教科全体の評定は、「5」12.1%、「4」24.8%、「3」47.3%、「2」12.5%、「1」3.3%。すべての教科で、「5」と「4」の割合は35~39%となっている。各学科で「5」の割合がもっとも高いのは「外国語(英語)」14.6%、次いで「社会」13.8%、「数学」13.5%と続いた。前年度と比べて増減が大きかったのは「数学」、前年度の13.0%から0.5ポイント上昇した。もっとも「5」の割合が低いのは「保健体育」の8.9%。

 「1」の割合がもっとも高いのは「数学」4.8%、次いで「外国語(英語)」4.2%、「社会」「理科」3.6%が続いた。特に「外国語(英語)」は「3」の割合がもっとも低く、約2割が「2」または「1」となっている。「1」の割合がもっとも低いのは「保健体育」の2.4%、「2」「1」あわせて1割程度だった。「技術・家庭」「音楽」「美術」も、ほかの教科に比べ低くなっている。

 今年度、特異な評定状況を示す教科のある学校はなかった。全教科にわたり「1」の評定がついていない学校は前年度の3校から0校に、「2」「1」の評定がまったくない教科のある学校も1校から0校となった。

 今年度の入学者選抜には、今回調査した第3学年の評定が活用されている。都教育委員会では、調査結果や区市教育委員会の報告から、入学者選抜においても全体としておおむね適正に実施されていると判断した。今後も評価・評定の客観性・信頼性を確保するとともに、生徒の学習到達度を的確に評価するため、継続して調査や指導などを行っていくという。
《黄金崎綾乃》

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