先導的教育システム実証事業、ALSIがフィルタリングサービス提供

 アルプス システム インテグレーション(ALSI)は12月9日、総務省の先導的教育システム実証事業において、クラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe CATS」を提供すると発表した。3つの実証地域のうち、東京都荒川区のタブレット160台が対象となる。

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総務省「先導的教育システム実証事業」概要イメージ
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 アルプス システム インテグレーション(ALSI)は12月9日、総務省の先導的教育システム実証事業において、クラウド型Webフィルタリングサービス「InterSafe CATS」を提供すると発表した。3つの実証地域のうち、東京都荒川区のタブレット160台が対象となる。

 総務省の先導的教育システム実証事業は、家庭・学校・民間教育事業者とのシームレスな学習環境を実現するため、最先端の情報通信技術を活用し、多種多様な情報端末に対応した低コストの教育ICTシステムの実証研究。実証地域には、東京都荒川区、福島県新地町、佐賀県の3地域が選定されている。

 アルプス システム インテグレーションが提供するのは、不正サイト対策として総務省に選定された「InterSafe CATS」。3地域のうち、東京都荒川区立の尾久小学校、第三峡田小学校、第二日暮里小学校、諏訪台中学校の4校の児童・生徒が活用するWindows8.1タブレット160台を対象とする。

 アルプス システム インテグレーションによると、「InterSafe CATS」は「いつでも」「どこでも」Webフィルタリングができるクラウド型Webフィルタリングサービス。学校の授業だけでなく、校外学習や家庭学習、塾での利用時にも児童・生徒を有害サイトから守り、インターネットを利用した安全なクラウド学習環境を実現するという。

 総務省の先導的教育システム実証事業では、クラウド上のデジタル教材をブラウザ経由で利用できるようにすることで、いつでもどこでも学べる環境の充実化を進めている。そのため、学校内外からのインターネットアクセス時の安全確保が必要不可欠となっている。

 アルプス システム インテグレーションでは、「InterSafe CATS」提供により、タブレットでの不適切なWeb閲覧を防ぎ、学校内外における児童・生徒の安全な学習環境構築を支援するとしている。
《奥山直美》

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