大学入試センターは、1月16・17日に実施される平成28(2016)年度大学入試センター試験の受験生に向けて、時間に余裕を持って試験場に向かうよう呼びかけている。試験会場周辺では、当日朝、交通渋滞が発生することも多いことから、注意が必要だ。 試験は、1月16・17日いずれも午前9時半から最初の教科・科目の試験が開始される。大学入試センターの「受験上の注意」によると、試験室への入室時間は、1月16日の「地理歴史、公民」の2科目登録者は午前9時5分、1科目登録者は午前10時15分、1月17日の「理科(1)」の受験者は午前9時15分まで。試験開始時刻に遅刻した場合は、試験開始時刻後20分以内の遅刻に限り、受験が認められる。 「地理歴史、公民」「理科(2)」で2科目受験を登録している人は、試験当日に1科目のみを受験することはできないため、遅刻者の試験室への入室限度時刻までに入室しないと、第2解答科目を含めて、その試験時間の受験ができなくなる。 試験会場周辺では例年、大学入試センター試験当日の朝、受験生を送迎する自家用車によって道路が混雑し、渋滞が発生しがちだ。大学などでは、自家用車の利用自粛と公共交通機関の利用を呼びかけている。 大学入試センターなどによると、交通機関の遅延や予定外の運休による遅刻は追試験の対象となるが、自家用車の利用者が交通渋滞によって遅刻した場合は追試験の対象にはならないという。 大学入試センター試験の実施に合わせて、公共交通ではバスや電車などの臨時増便も行っている。運行状況を事前に確認したうえで、時間にゆとりを持って試験場に向かうことを心掛けていきたい。 大学入試センターの「受験上の注意」では、「試験当日は余裕を持って試験場に到着できるよう、試験場までの道順を事前に確認(下見)するようにしてください」と記載している。
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