関西地区の中学入試が、いよいよ解禁となる。初日となる1月16日には、灘、大阪星光学院、甲南、甲陽学院、神戸女学院などで入試が行われる。応募倍率は、東大寺学園が5.02倍、灘が3.64倍、洛南高等学校附属が3.57倍など。 関西地区(大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県)では、2府4県で私立中学校の入試解禁日が統一されており、平成28(2016)年度は1月16日が解禁日となる。 各学校では願書を締切り始めており、サピックスや日能研、四谷大塚のWebサイトなどで出願状況を確認することができる。志願者数や出願倍率などは、各学校でもホームページなどで公開している。また、1月16・17日に行われる灘中学校については、四谷大塚が解答速報を即日公開するほか、能開センターの近畿中学受験本部も算数と国語の動画解説を実施する予定。 サピックス小学部の応募者数速報によると、出願倍率は灘3.64倍、洛南高等学校附属3.57倍、東大寺学園5.02倍、甲陽学院1.98倍、洛星(前期)2.29倍、大阪星光学院3.90倍、関西学院中学部は男子1.76倍、女子 2.47倍、神戸女学院1.89倍、六甲学院は(A日程)2.14倍、(B日程)11.23倍、四天王寺(医志コース)13.17倍、清風南海(SS入試)2.45倍、(A入試)5.79倍などとなっている。