貯蓄1,805万円、負債499万円…総務省が家計の平均結果速報

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貯蓄・負債現在高の推移
  • 貯蓄・負債現在高の推移
  • 貯蓄現在高階級別世帯分布
  • 貯蓄現在高五分位階級別消費支出額と対前年実質増減率
  • 貯蓄現在高五分位階級別消費支出と内訳、対前年実質増減率
 総務省は5月17日、家計調査報告「貯蓄・負債編」の平成27年平均結果速報を公表した。2人以上の世帯の貯蓄額(平均値)は前年比0.4%増の1,805万円、負債額は前年比2.0%減の499万円。教育支出は、貯蓄がもっとも低い階級で前年比16.4%減と、減少が目立った。

 平成27年平均の2人以上世帯の貯蓄額は、前年比0.4%増の1,805万円で、3年連続の増加となった。勤労者世帯は、前年比1.5%増の1,309万円。ただ、全体的にみると、平均値の1,805万円を下回る世帯が68.0%を占め、「100万円未満」の世帯も11.1%あるなど、貯蓄の低い階級に偏った分布となっている。

 一方、1世帯あたりの負債額は、前年比2.0%減の499万円。このうち、勤労者世帯は、前年比0.1%減の755万円。2人以上の世帯に占める負債保有世帯の割合は38.1%で、住宅・土地のための負債が約9割を占めている。

 貯蓄額に応じて世帯を5階級にわけ、1か月平均消費支出をみてみると、貯蓄額がもっとも低い第I階級(247万円未満)は22万8,290円、貯蓄額がもっとも高い第V階級(2,796万円以上)は35万8,128円だった。

 教育支出は、平均10,995円に対し、第I階級で8,683円、貯蓄額が2番目に低い第II階級(247~683万円)で13,942円と、貯蓄額によって月平均5,000円以上の差が出た。

 対前年実質増減率では、第I階級の教育支出が16.4%減と、減少が目立った。一方、第II階級では4.5%増、第V階級でも4.3%増と、教育支出は前年を上回った。

 このほか、消費支出に占める食料費の割合である「エンゲル係数」は、すべての階級で前年より上昇した。一部を除くと、エンゲル係数は貯蓄額が高くなるに従って、低くなる傾向にあった。
《奥山直美》

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