手足口病、沖縄で警報発令…乳幼児の感染に注意

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  • 沖縄県と全国の患者報告数の推移
  • 手足口病の定点あたり患者報告数の推移(国立感染症研究所)
 沖縄県は6月24日、手足口病が流行しているとして警報を発令した。第24週(6月13日~19日)の定点あたりの患者報告数が、基準値の5.00人を超える6.74人となった。流行は全国にまで広がってはいないが、乳幼児を中心に夏季に流行する疾患なだけに注意したいものだ。

 手足口病は、口腔粘膜や手足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス性感染症。4歳くらいまでの乳幼児を中心に夏季に流行する疾患として知られている。軽い発熱や食欲不振、のどの痛みなどで始まり、発熱から2日後ぐらいから手のひらや足の裏、口の中などに2~5mm程度の水疱が生じる。基本的には軽症疾患だが、ごくまれに髄膜炎や脳炎などの合併症を起こすことがあるため、発熱や嘔吐、頭痛などがある場合は注意が必要。

 感染経路は、せきやくしゃみによる飛沫感染、水疱や便に含まれるウイルスとの接触感染。潜伏期は2~7日。便へのウイルス排出は、症状が治まってからも2~4週間にわたって認められることから、保育園や幼稚園などでは手洗いと排泄物の適正処理が感染予防策として重要になる。

 沖縄県では、手足口病の患者数が徐々に増え始め、第24週は患者数229人、定点あたり患者報告数6.74人。第23週(6月6日~12日)の患者数168人、定点あたり患者報告数4.94人から上昇し、警報発令基準値である定点あたり5.00人を上回った。保健所別では、八重山保健所が19.50人でもっとも多く、ついで南部保健所7.13人、中部保健所6.42人、那覇市保健所6.14人と続いている。

 全国的には現時点では、手足口病はそれほど流行しておらず、定点あたりの患者報告数は第23週0.26人、第24週0.35人にとどまっている。
《奥山直美》

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