学童保育の待機児童、過去最多1万7,203人

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クラブ数、登録児童数、待機児童数の推移
  • クラブ数、登録児童数、待機児童数の推移
  • 学年別登録児童数の状況
  • 待機児童数の学年別の状況
  • 都道府県別の待機児童マップ
  • 設置・運営主体別実施状況
  • 設置場所の状況
  • 終了時刻の状況(平日)
 厚生労働省は1月16日、「平成28年放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)の実施状況」を発表した。クラブ数は増加しているものの、登録児童数も年々増加傾向にあり、待機児童数は1万7,203人と過去最高を記録した。都道府県別では、東京都が最多だった。

 放課後児童クラブ(学童保育)は、小学校の余裕教室や児童館などにおいて、共働き家庭などの小学生に放課後の適切な遊びや生活の場を提供する事業。政府は、「放課後子ども総合プラン」に基づく放課後児童クラブの約122万人分の受け皿確保を1年前倒し、平成30年度末までの達成を目指している。

 平成28年(5月1日現在)の登録児童数は、前年比6万8,450人増の109万3,085人。右肩上がりで増加を続けており、過去最多となった。学年別では、「1年生」35.6万人、「2年生」31.5万人、「3年生」24.1万人と、1~3年生が全体の8割以上を占めている。

 放課後児童クラブを利用できなかった待機児童数は、前年比262人増の1万7,203人と過去最高を記録。1~3年生は前年比743人減の9,957人であったが、平成27年4月から施行された子ども・子育て支援新制度で対象児童に拡大された4~6年生は、前年比1,013人増の7,246人となった。

 都道府県別(政令指定都市・中核市を含む)では、「東京都」の3,417人がもっとも多く、「埼玉県」1,846人、「千葉県」1,380人、「静岡県」1,088人と、4都県で1,000人を超えた。

 同時に、放課後児童クラブの数も年々増加傾向にあり、平成28年は前年比1,011か所増の2万3,619か所と、過去最高だった。設置・運営主体は「公立民営」が44.8%ともっとも多く、「公立公営」37.0%、「民立民営」18.2%。余裕教室または敷地内専用施設など、小学校内で実施するクラブ数は全体の53.7%だった。

 平日の終了時刻は、「18:31~19:00」が44.5%と最多で、「17:01~18:00」24.6%、「18:01~18:30」23.1%、「19:01以降」7.3%など。18時半を超えて開所しているクラブは、前年より1割以上増加し、過半数を超えた。
《奥山直美》

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