文部科学省、総務省、経済産業省は2月9日、官民協働でプログラミング教育を普及・推進する「未来の学びコンソーシアム」を設立すると発表した。ICT CONNECT 21が事務局として、同コンソーシアムを支援していく。 「未来の学びコンソーシアム」は、学校におけるプログラミング教育の普及・推進を、学校関係者や教育関連・IT関連企業・ベンチャー、産業界と連携することにより、多様かつ優れたプログラミング教材の開発や企業の協力による体験的プログラミング活動の実施などを目指すという。 教育関係企業・団体などによるネットワーク機能を持つICT CONNECT 21が事務局となり、「未来の学びコンソーシアム」のイベントやWebサイトなどを通じて、プログラミングの魅力や指導に役立つ教材などに関する情報を提供していく。民間企業やNPO法人と協働してプログラミング教育の普及・推進に取り組むことにより、大きな効果が得られるとしている。 「未来の学びコンソーシアム」の設立にあたり、3月9日に文部科学省で設立総会を開催する。設立総会には、東北大学大学院情報科学研究科の堀田龍也教授や、CANVASの石戸奈々子理事長、サイボウズの青野慶久社長ら、賛同人を迎える。設立総会への傍聴申込みは、ICT CONNECT 21のWebサイトより受け付けている。 また、4月以降にはキックオフイベントなど、コンソーシアム主催のイベントなどを順次開催する予定。◆「未来の学びコンソーシアム」設立総会日時:平成29年3月9日(木)16:00~18:00場所:文部科学省3階講堂(東京都千代田区霞が関3-2-2)傍聴申込:ICT CONNECT 21のWebサイトより受け付けている