医学部合格を目指す受験生のためにSAPIX YOZEMI GROUPが提供するWebサイト「医学部研究室」は5月2日、「2018年度入試国公立大学医学部・医学科の変更点」を更新した。国公立大学20校、私立大学2校の医学部・医学科入試の変更点を一覧にしてまとめている。 「医学部研究室」が一覧にまとめたのは、平成30年度(2018年度)入試における医学部・医学科の変更点。国公立大学と私立大学を分けて紹介しており、国公立大学は20校の医学部・医学科を一覧にしている。 このうち、東京大学は新たに個人面接を実施。東京医科歯科大学では、一般入試で新たにインターネット出願を導入予定であるほか、特別選抜では推薦入試、国際バカロレア入試、帰国生入試を実施。筑波大学では、海外教育プログラム特別入試を新たに行う。 また、徳島大学、香川大学、愛媛大学、高知大学、佐賀大学、長崎大学、熊本大学では紙の願書を廃止し、出願はインターネット出願のみとする。岡山大学では、全学一括募集の新たなAO入試が新設される。 私立大学では、金沢医科大学が一般後期入試を実施予定のほか、現行の特別推薦入試(AO入試)や公募制推薦入試、指定校・指定地域推薦入試を廃止。新たな形で特別推薦入試(AO入試)と指定校・指定地域推薦入試を導入する予定。 大阪医科大学では、センター試験利用入試(後期)を廃止し、総合型選抜(推薦)入試では新たに専願制(「建学の精神」入試)を実施予定となっている。 一覧は、「医学部研究室」で閲覧できる。なお、最終的な変更内容は募集要項で確認すること。