埼玉県教育委員会は5月25日、平成30年度(2018年度)の埼玉県公立高校入学者選抜について発表した。学力検査問題の出題基本方針、実施教科、出題範囲、学校選択問題の実施校について明らかにしている。 埼玉県公立高校の入学者選抜は、平成30年2月19日と20日に入学願書を受け付け、2月22日と23日に志願先変更を受け付ける。3月1日に学力検査、3月2日に一部の学校で実技検査と面接を実施。3月9日に合格発表を行う。 学力検査の実施教科は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科。出題範囲は、中学校学習指導要領に基づく。英語はリスニングテストを含む。 出題の基本方針では、「中学校における平素の学習を重んじ、中学校学習指導要領に基づいて出題する」「基礎的な知識および技能をみる問題とともに、思考力、判断力、表現力などの能力をみる問題の出題に配慮する」「各教科の目標に照らして、受検者の学力を十分に把握できるように、出題の内容、出題数に配慮するとともに、記述による解答を求めるよう配慮する」の3点を掲げている。 数学と英語の学力検査において、一部に応用的な内容を含む「学校選択問題」を実施する高校は、浦和(全日制)、浦和第一女子(全日制)、浦和西、大宮、春日部(全日制)、川口北、川越、川越女子、川越南、熊谷(全日制)、熊谷女子、熊谷西、越ヶ谷(全日制)、越谷北、所沢(全日制)、所沢北、不動岡、和光国際、蕨、さいたま市立浦和の20校。