河合塾とリクルートマーケティングパートナーズは7月24日、高校1~2年生向けのテストを共同で開発し、2018年度から高校に提供すると発表した。新しいテストでは、基礎学力の定着度を正確に測定・提供し、結果をもとに効果的な復習ができるという。 河合塾とリクルートマーケティングパートナーズによると、共同で新しいテストを開発した背景には、大学入試改革も踏まえ、「生徒の希望進路をかなえるために教科指導をより強化したい」という高校教育現場からの要望があるという。 そのため、基礎学力の定着度を正確に測定し、偏差値などの提供を行う試験と、その結果をもとに効果的な復習ができる仕組みを両社で共同開発。2018年度は、高校1年生を対象に年3回実施し、9月以降に詳細を高校に案内する予定だ。 新しいテストは、高校1~2年生向け。共同開発にあたっては、河合塾がテスト問題と学び直しの問題の作成を担当。リクルートマーケティングパートナーズが、テストの販売も含めた運用全体と学び直しのプラットフォーム「スタディサプリ」の提供を担当する。