【大学受験2018】H30年度入試の概要、受験環境や変更点まとめ

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は10月25日、Webサイト内の「2018年度入試情報」に、入試動向を分析する「2018年度入試の概要」を掲載した。入試を取り巻く環境や注目される入試変更点、大学の動きについてまとめている。

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河合塾Kei-Net「2018年度入試の概要」2018年度入試の受験環境(一部)
  • 河合塾Kei-Net「2018年度入試の概要」2018年度入試の受験環境(一部)
  • 河合塾Kei-Net「2018年度入試の概要」国公立大入試のおもなポイント(一部)
  • 河合塾Kei-Net「2018年度入試の概要」私立大入試のおもなポイント(一部)
  • 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」
 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は10月25日、Webサイト内の「2018年度入試情報」に、入試動向を分析する「2018年度入試の概要」を掲載した。入試を取り巻く環境や注目される入試変更点、大学の動きについてまとめている。

 「2018年度入試の概要」は、2018年度入試の受験環境、国公立大入試のおもなポイント、私立大入試のおもなポイントの3つから構成。2018年春の18歳人口は2017年より1万8,000人の減少が見込まれており、2018年度の大学志願者数も減少するとみられる。ただし、現役生の大学志願率は上昇傾向にあり、2017年度入試が厳しかった影響で既卒生も増加していることなどから、2017年度と比べ大きな変化はないと予想している。

 2018年度は、2つの公立大学、3つの私立大学が新設される予定で、公立大学の新設は3年ぶり。新設大学・学部を系統でみると、心理、国際、情報、医療系が目立つ。医療系では看護系学部・学科の新設が多く、公立小松大学のほか私立12大学が新設を予定している。そのほか、2018年度入試の受験環境には、英語外部試験活用の拡大インターネット出願の拡大がある。

 国公立大入試では、学部や学科の新設のほか、既存の学部・学科組織を新しい学部・学科に改編する「改組」が盛ん。工学系学部の学科改組が目立ち、首都大学東京が全学的な改組を行うほか、広島大学が工学部を再編する。

 河合塾はこのほか、推薦・AO入試の拡大や、一般選抜に面接・小論文を導入することで受験生を多面的に評価する動き、理系学部を中心に数学、理科の科目を増やす動きなどを指摘。東京大学(理三)は11年ぶりの面接実施が注目されるように、医学科では九州大学を除くすべての大学が面接を行い、教科学力だけでなく、人物でも適性を評価する考えが見られる。

 私立大入試では医療系、心理系以外に国際系学部の設置が目立つ。定員超過抑制のため、合格者数絞り込みの動きは継続すると予想されるが、桜美林大学や明治大学、同志社大学など入学定員を増員する大学もある。受験料割引・値下げ、給付型奨学金の拡大の動きもみられる。河合塾は、新たに導入される私立大学の奨学金制度として、東京理科大学の「新生のいぶき奨学金」、日本大学の「日本大学創立130周年記念奨学金」を紹介している。

 また、主要大学の入試変更として、早稲田大学や学習院大学の変更点を解説。医学科では、埼玉医科大学(センタ)、金沢医科大学(一般)、藤田保健衛生大学(一般)が、後期入試を新たに実施する。藤田保健衛生大学は2017年度にセンター方式の後期を導入時に一般方式の後期を廃止していたが、2018年度入試にて復活した。

 「Kei-Net」では2018年度入試情報として、入試難易度予想ランキング表や2018年度大学入試センター試験についての解説記事なども掲載している。
《黄金崎綾乃》

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