学生ロボットコンテスト「WRO2017コスタリカ国際大会」が2017年11月10日から12日の3日間、コスタリカ・サンホセで開催され、日本は銅メダルを2つ獲得した。銅メダルを受賞したのは、追手門学院大手前中学校と帝京大学の2チーム。 WRO(World Robot Olympiad)は、シンガポールサイエンスセンターの発案により2004年に始まった国際的なロボット競技大会。世界中の小学生から高校生までを対象に、科学技術を身近に体験できる場を提供し、創造性と問題解決力を育成することを目的に開催している。市販ロボットキットを利用することで参加しやすく、国際交流も行われるという。 WRO2017コスタリカ国際大会は11月10日から12日の3日間、中央アメリカ南部に位置するコスタリカの首都サンホセで開催され、52の国や地域より計300を超えるチームが参加した。日本からは15チームが参戦し、2チームが銅メダルを獲得した。 テーマにしたがったロボット製作発表をするオープンカテゴリー中学生部門では、追手門学院大手前中学校のチーム「Otemon Quest」が銅メダルを受賞。また、自律型の高度なロボットの制御を競う17歳以上の学生部門で、帝京大学のチーム「Teikyo ROBO Lab」が銅メダルを受賞した。