環境省「冬の星空の観察期間」1/6-15、観察シートで夜空を見よう

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 環境省は、平成30年1月6日~15日の10日間を肉眼による冬の星空観察期間に定めたと発表した。星空観察を通じて、環境保全の重要性について関心を深めてもらうことなどが目的。Webサイトでは「観察シート」を公開している。

 近年、屋外照明による「光害(ひかりがい)」が問題視されている。光害とは、照明の設置方法や配光が不適切で景観や周辺環境への配慮が不十分なために起こるさまざまな影響のことで、居住者や野生生物、研究・教育活動への影響が懸念されている。

 環境省は光害を防止することの重要性を踏まえ、「星空観察の推進手法に関する検討会」を開催。平成29年10月に行われた「第29回星空の街・あおぞらの街全国大会 in 信州南牧村」において、冬には肉眼による星空観察を、夏にはデジタルカメラによる星空観察を呼びかけていくことが報告された。

 平成29年度の冬の星空観察期間は、平成30年1月6日~15日の10日間。星空観察を通じて光害や大気汚染などに気付き、環境保全の重要性について関心を深めてもらうことを目的としている。また、良好な大気環境や美しい星空を地域資源(観光や教育)としても活用してほしいとしている。

 観察時間は日没後1時間半以降。観察内容は、「天の川観察」と「GLOBE AT NIGHTへの参加によるオリオン座周辺の星の観察」の2種類。「天の川観察」では、高度の異なる天の川の3部分(ペルセウス座付近、ふたご座・ぎょしゃ座付近、冬の大三角のいっかくじゅう座付近)を観察する。

 GLOBE AT NIGHTは、国際ダークスカイ協会(IDA)が2006年から行っている取組み。夜空を見上げて、観察シートにある8つの星図のどれに近いかを観察する。観察結果をIDAのWebサイトに報告すると、世界中にデータが共有され、世界のどこで星座がはっきり見えるかが明らかになる。

 Webサイトでは、冬の星空の観察方法の紹介や「天の川観察シート」などを公開している。なお、環境省のWebサイトで公開されている「GLOBE AT NIGHT観察シート」は平成28年度のもので、平成30年1月の観察シートはIDA東京支部のWebサイトに公開される。

 事前の参加申込みは不要。環境省では、取組みに参加した感想や意見、取組みの愛称の提案などをメールで受け付けている。
《外岡紘代》

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