英語教育改革・大学入試改革って何? 英検協会が解説

 日本英語検定協会(英検協会)は2017年12月22日、Webサイトに「今、知っておきたい!英語教育改革、大学入試改革」を公開した。2020年度に向けて進行中の2つの改革について、なぜ必要なのか、教育はどのように変わるのか、そのねらいと現状に関する解説が掲載されている。

教育・受験 高校生
日本英語検定協会
  • 日本英語検定協会
  • 日本英語検定協会「今、知っておきたい!英語教育改革、大学入試改革」
 日本英語検定協会(英検協会)は2017年12月22日、Webサイトに「今、知っておきたい!英語教育改革、大学入試改革」を公開した。2020年度に向けて進行中の2つの改革について、なぜ必要なのか、教育はどのように変わるのか、そのねらいと現状に関する解説が掲載されている。

 英検協会によると、グローバル時代を生きていく子どもたちには、身に付けた知識を活用し、英語を使って世界の人々とコミュニケーションを図る力を育む必要があるという。そのため、英語を読む・聞く・話す・書くの4技能をバランスよく育んでいくことが求められる。そのような背景から、英語教育改革が進められている。

 また、その英語教育改革に伴い、子どもたちが身に付けた英語力を正しく評価するため、大学入試においても英検やTEAPなど4技能を測る民間の英語資格・検定試験を活用する動きが広がっている。Webサイトでは早稲田大学や東洋大学の事例などを記載。広島大学では、2016年度入試から全学でAO入試へ4技能試験を導入しており、2019年度入試には一般入試への活用、2021年度入試には大学入学共通テスト時代の活用を予定している。

 センター試験に代わって実施される「大学入学共通テスト」に向けて、国はどのような準備を進めているかについても解説。2017年10月1日現在の検討・準備スケジュール(予定)を用いて、2024年度までの流れをまとめている。

 そのほか、英検協会が行っている取組み、英検CBTを解説する動画、英検やTEAPについてのQ&Aを掲載。また、有識者が解説する「今、知っておきたい!英語教育改革、大学入試改革」動画を公開しており、誰でも視聴できる。
《黄金崎綾乃》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top