「#勉強なう」でモチベーションアップ…女子中高生の約半数がSNS勉強アカウント閲覧

 SNSに勉強に関する投稿をしている「勉強アカウント」を約半数の女子中高生が自発的に見ていることが、GMOメディアが運営する「プリキャンティーンズラボ」の調査で明らかになった。勉強のようすをSNSに投稿した経験がある女子中高生は約3割。

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 SNSに勉強に関する投稿をしている「勉強アカウント」を約半数の女子中高生が自発的に見ていることが、GMOメディアが運営する「プリキャンティーンズラボ」の調査で明らかになった。勉強のようすをSNSに投稿した経験がある女子中高生は約3割。

 SNSの勉強アカウントに関する調査は、GMOメディアが運営する10代の女の子に関する研究機関「プリキャンティーンズラボ」がスマートフォンを所有している女子中高生らを対象に実施したもの。有効回答数は583名。回答者の内訳は、「中学生」63.6%、「高校生」33.1%。調査期間は2018年1月29日~31日。

 勉強に関する投稿をしている「勉強アカウント」を、自発的に「見る」と47.9%が回答。約半数の女子中高生が「勉強アカウント」を閲覧していることが明らかになった。見ているSNSは、「LINEのタイムライン」58.5%、「Twitter」58.4%が多かった。「勉強アカウント」を見る理由は、「より良い勉強方法の参考にするため」62.4%がもっとも多く、ついで「自分の勉強のモチベーションにするため」33.7%、「ほかの人の勉強状況を確認するため」25.1%などであった。

 勉強のようすをSNSに「投稿したことがある」女子中高生は28.6%。「Twitter」50.9%がもっとも多く、「Instagramのストーリー」32.3%、「LINEのタイムライン」32.3%が続いた。勉強のようすを投稿する理由は、「勉強を頑張るモチベーションにするため」31.1%、「勉強を頑張る人同士で応援し合うため」29.3%、「サボらずに勉強するため」25.1%などがあがった。

 勉強のようすを投稿した成果があったかという質問には、「まだ成果は出ていない・わからない」53.3%が最多であったが、「勉強を頑張る仲間が見つかった」22.8%、「勉強する習慣がついた」19.7%など、成果を感じている回答も見られた。

 「Twitter」や「Instagram(タイムライン・ストーリー)」に投稿する際につけるハッシュタグは、「#勉強」や「#勉強なう」が多かった。勉強専用にSNSアカウントを「使い分けしている」20.5%、「使い分けはしていない」79.5%と、多くの女子中高生が既存のアカウントに勉強のようすを投稿していることがわかった。

 投稿する内容で多かったのは、「ノートの内容」55.7%、「使っている筆記具・文房具」43.1%が上位にあがった。また、35.3%が「『いいね!』を意識した投稿を行う」と回答した。意識しているところは、「文字を丁寧に書く」52.5%、「かわいい文房具を並べる」44.1%、「カラフルなノートを書くようにする」33.9%など。

 投稿内容や意識していることで上位にあがった「文房具」について、57.5%が「こだわりがある」と回答している。こだわっているポイントは、「デザイン」87.5%、「書き心地」45.8%、「(ペンの)インクの色」37.5%の順に多かった。
《外岡紘代》

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