医学部設立系別入学難易度表(表VIII、表IX)
国公立大医学部は表VIIIの4グループに分かれる
旧帝大の7大学と大都市の旧制高校のあった7大学、県庁所在地にあった医専、昭和40年代からつくられた18大学(新設医科大学)の4つのグループに分けられる。参考までに偏差値の順に並べてみたが、旧医専の中の東京医歯大や神戸大などが70を超えている。また新設大で防衛医大や筑波大も旧帝大レベルの難度を示している。
平成28年と昭和55年の入学難易度の比較
私立大医学部は全くといってよいほどに様変わりしている(36年前と比較してみよう)。
御三家は昔から難関であったが旧設の医学部は旧帝大系の農学部レベルであった。ところが今は京大工学部、農学部をはるかに超えている。
新設の上位5校は、早大や慶應大理工レベルを超えている。このままいけば10年後には早慶理工の難度をはるかに超えてしまうだろう。
医学部合格への軌跡
<著者プロフィール:本間 次夫(ほんま つぎお)>
宮城県生まれ。東北大学卒業後、大手民間企業に勤務。1970年に退職し、中・高校生対象のC.A.P.特訓塾を設立。1974年、大学受験予備校を設立する。以来、少数精鋭を貫き、ゼミテスト方式という独自の指導方式を工夫、実践。東大はじめ難関大学各学部・医学部などへ多数の合格実績をあげ、英才を育てている。その他、仙台のテレビ、ラジオなどの教育番組への出演、仙台市内や県外の進学高校で、学力アップの方法、生活の仕方など、さまざまなテーマでの生徒への進路講演を毎年行うなど、精力的に活動を続けている。