英検協会、従来型不採用でも「何ら変わることはない」

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日本英語検定協会
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 日本英語検定協会(英検協会)は2018年3月26日、「大学入試英語成績提供システム」の参加要件確認結果を受け、Webサイトで見解を発表した。現行の「英検」は参加要件を満たさないとされたが、「資格・検定試験としての英検の活用は何ら変わることはない」と強調している。

 「大学入試英語成績提供システム」に参加する民間の資格・検定試験については、大学入試センターが3月26日に参加要件確認結果を公表。英検は現行の「従来型」が参加要件を満たさないとして対象から外れ、新たな試験方式として2018年度から実施する「英検CBT」、2019年度から実施する「公開会場実施」「1日完結型」の活用が決まった。

 英検協会では、「英検CBT」「公開会場実施」「1日完結型」の3方式については、あらかじめ決められた日程で、英検協会が管理する本会場での実施が前提になると説明。入試セキュリティーを鑑み、離島や僻地などを除き準会場での実施は予定していないという。

 一方、従来型の英検については、今後も引き続き年3回実施。高校入試や大学入試での外部資格・検定試験活用の流れを受け、入試での採用実績が伸び、受検者も急増していることから、受検日程や試験会場の拡大・増設、運営品質の維持・向上などに努めているという。

 英検協会では、「大学入試英語成績提供システム」が適用されるのは大学入学共通テストが中心と予測し、私立大学の一般入試など、システムを利用しない大学入試などでは、従来型の英検がこれまで通りに利用できると周知。「試験本来の目的である実用英語の普及・促進、英語力向上のため、英検の実施・運営は継続し、資格・検定試験としての英検の活用は何ら変わることはございません」と説明している。

 英検協会はWebサイト上で、大学入試担当者・教職員、中学・高校教職員、塾・予備校関係者、高校生・保護者に向けて、従来型の英検の特徴とメリットをあらためて紹介。従来型の英検の検定料は、「大学入試英語成績提供システム」での活用を前提とした設定になっているため、今回の結果を受け、公益性を重視してあらためてコストを見直し、検定料を設定するとしている。
《奥山直美》

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