厚生労働省は平成30年3月27日、第103回薬剤師国家試験の合格発表を行った。合格率は70.58%と前年(平成29年)より1ポイント減少。新卒の合格率は84.87%だった。合格率を大学別にみると、「金沢大学」が97.50%ともっとも高かった。 第103回薬剤師国家試験は、平成30年2月24日と25日に実施。出願者数14,876人、受験者数13,579人、合格者数9,584人、合格率70.58%で、前年(平成29年実施第102回)の71.58%と比べ、1ポイント減少した。合格率を男女別にみると、男性が68.04%、女性が72.30%。 合格率を大学別にみると、「金沢大学」が97.50%ともっとも高く、「広島大学」92.86%、「いわき明星大学」92.31%、「九州大学」90.48%、「武蔵野大学」90.45%が続いた。新卒合格率100.00%の大学は、金沢大学と九州大学、北海道大学、東京大学の4大学。 合格者の受験番号は厚生労働省のWebサイトに掲載されている。◆第103回薬剤師国家試験 大学別合格者数 上位10大学1位「金沢大学」97.50%2位「広島大学」92.86%3位「いわき明星大学」92.31%4位「九州大学」90.48%5位「武蔵野大学」90.45%6位「千葉大学」89.80%7位「北里大学」89.79%8位「名城大学」89.63%9位「北海道大学」89.19%10位「近畿大学」88.76%