「契約した覚えがない」「納得できない」若者のトラブル110番、相談113件

 東京都は平成30年5月22日、「若者向け悪質商法被害防止キャンペーン」の一環として実施した特別相談「若者のトラブル110番」の結果を公表した。2日間で寄せられた相談件数は全113件。健康食品などの通信販売に関する相談がもっとも多く寄せられた。

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平成30年度「若者のトラブル110番」相談件数
  • 平成30年度「若者のトラブル110番」相談件数
  • 平成30年度「若者のトラブル110番」契約当事者の属性
  • 平成30年度「若者のトラブル110番」契約購入金額、商品・役務別
  • 東京くらしWEB
 東京都は平成30年5月22日、「若者向け悪質商法被害防止キャンペーン」の一環として実施した特別相談「若者のトラブル110番」の結果を公表した。2日間で寄せられた相談件数は全113件。健康食品などの通信販売に関する相談がもっとも多く寄せられた。

 東京都は、若者(29歳以下)の消費者被害の未然防止・早期発見を目的に、毎年度「若者向け悪質商法被害防止キャンペーン」を展開し、若者のトラブル110番を実施している。平成30年度は3月12日と13日の2日間、東京都と23区26市1町の消費生活センターが実施。前年度より11件少ない計113件の相談が寄せられた。

 相談内容は、健康食品などの「商品の通信販売」に関する相談がもっとも多く18件、ついで「架空・不当請求」が12件、「賃貸マンション・アパート(入退去・設備不良などに関するトラブル)」が11件と続いた。契約購入金額では、「10万円未満」が38件と全体の3分の1を占めたが、「100万円以上」の高額な契約が14件と2番目に多く、12%を超えた。

平成30年度「若者のトラブル110番」契約購入金額、商品・役務別
画像:契約購入金額、商品・役務別

 おもな相談事例では、「ネットで見つけたサプリメントを1回きり1,200円の購入だと思い購入したところ、初回分として商品が届き、数回購入しなければならない定期購入だと気付いた」という通信販売に関する相談や、「SMS(ショートメッセージサービス)で、契約した覚えがない有料コンテンツの未納料金があるとの連絡を受け、電話しないと訴訟すると書いてあったので慌てて電話をしたところ1年分の未払い料金30万円を今日中に支払うよう言われた」といった架空請求に関する相談が寄せられた。

 また、「カーペットを敷くことが条件の学生専用の賃貸マンションの退去時に、フローリングについたカーペットの滑り止め跡の修理代を請求すると言われ、敷金5万円のほか追加で5万5千円程の請求を受けた。滑り止め跡は清掃とワックスの塗り直しで直せると聞いていたため請求に納得ができない」といった賃貸アパートの退去時費用に関する相談も多く寄せられた。

 東京都消費生活総合センターでは若者へのアドバイスとして「絶対もうかる」「格安」などのウマい話を簡単に信用しないよう呼びかけており、少しでもおかしいなと思ったときは、1人で悩まず気軽にすぐに消費生活センターに相談してほしいとしている。「若者のトラブル110番」の詳しい結果は、くらしに関わる東京都の情報サイト「東京くらしWEB」で見ることができる。
《畑山望》

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