【中学受験】塾と習い事の両立、約9割「できている」

 中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」を運営するアクセラレーテッドラーニングジャパンが実施した調査によると、塾と習い事を両立できている子どもは約9割にのぼることが明らかになった。

教育・受験 小学生
塾以外にどんな習い事をしているか
  • 塾以外にどんな習い事をしているか
  • 塾と習い事は両立できているか
  • 塾以外の習い事をいつまで続けるか、もしくはいつまで続けさせたか
 中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」を運営するアクセラレーテッドラーニングジャパンが実施した調査によると、塾と習い事を両立できている子どもは約9割にのぼることが明らかになった。

 「習い事」をテーマにしたアンケートは、アクセラレーテッドラーニングジャパンが「かしこい塾の使い方」メルマガ会員で塾以外に習い事をしている子どもを持つ保護者238名を対象に実施したもの。調査期間は2018年8月8日~15日。

 塾以外にしている習い事について、もっとも多かったのは「その他」60%以上。具体的には、「プログラミング」や「サッカー」「ダンス」「体操」「テニス」「速読」「オンライン英会話」「くもん」「将棋」「実験教室」など、種類は多岐にわたっていた。

 ついで、「水泳」が40%弱、「ピアノ」が30%強、「英会話」が30%弱、「そろばん」「習字」が10%強であった。主任相談員の西村則康先生によると、ピアノは音感だけではなく落ち着きや集中力を養うことができるという。また、そろばんの計算は論理的思考をつかさどる左脳と、感覚的部分をつかさどる右脳が鍛えられるため、計算力だけでなく判断力やひらめきの力まで養ってくれる可能性があるという。

 塾と習い事の両立は、「なんとかできている」50%、「できている」39%、「あまりできていない」8%、「できていない」3%と、約9割が塾と習い事の両立ができていると回答した。

 塾以外の習い事はいつまで続けるか、または続けたかを聞いたところ、「6年生の夏以降も続けさせる」40%がもっとも多く、「5年生の終わりまで」27%、「6年生の夏前まで」20%、「4年生の終わりまで」11%。「4年生以前」という回答はわずか2%であった。
《外岡紘代》

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