第12回キッズデザイン賞、知育アプリなど252点発表…受賞者一覧

 キッズデザイン協議会は2018年8月24日、「第12回キッズデザイン賞」の受賞作品252点を発表した。「アプリケーション・サービス」カテゴリーを新設し、NTTドコモの知育アプリ「dキッズ」など、子育て世代に役立つモバイルアプリやサービスが多数受賞した。

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 キッズデザイン協議会は2018年8月24日、「第12回キッズデザイン賞」の受賞作品252点を発表した。「アプリケーション・サービス」カテゴリーを新設し、NTTドコモの知育アプリ「dキッズ」など、子育て世代に役立つモバイルアプリやサービスを多数表彰した。

 「キッズデザイン賞」は、子どもの安全・安心と健やかな成長発展に役立つ優れた製品・空間・サービス・研究活動などを顕彰するもの。キッズデザイン賞における「子ども」の対象は、0歳から15歳までを指す。2007年に創設し、累計で応募数は4,549点、受賞数は2,705点にのぼる。

 12回目となる今回は、2018年3月1日から5月11日の期間に468点の応募があり、審査の結果、252点が受賞した。このうち、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」が75点、「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」が102点、「子どもたちを産み育てやすいデザイン」が75点受賞した。

 教育・子育ての分野でのICTの活用が進み、子育て世代に役立つモバイルアプリや子ども・子育ての世代に役立つさまざまなサービスの応募が年々増加していたことから、第12回からは「アプリケーション・サービス」カテゴリーを新設した。

 子育て世代に役立つモバイルアプリやサービスでは、NTTドコモの知育アプリ「dキッズ」や、unouplusの紙芝居アプリ「かみなしばい」、エースチャイルドの子どもセキュリティ「Filii(フィリー)」、Digikaの暗算学習法「そろタッチ」、東日本旅客鉄道とセントラル警備保障の子ども見守りサービス「まもレール」、ジャストシステムの「スマイルゼミ 小学生コース」などが受賞した。

 また、小学校で2020年度にプログラミング教育が必修化されることから、STEAM(Science、Technology、 Engineering、Art、Mathematicsの略)に基いた教育プログラムの応募もあった。プログラミング教育関連では、アプリボットのプログラミング教育サービス「QUREO(キュレオ)」や、富士通クライアントコンピューティングと富士通デザインのプログラミング教育に向けた取組み「FMVキッズ」、富士通ラーニングメディアの子ども向けプログラミングスクール「F@IT Kids Club」などが受賞した。

 最優秀賞「内閣総理大臣賞」をはじめとした優秀作品の発表・表彰式は、2018年9月25日に六本木アカデミーヒルズで開催される。
《工藤めぐみ》

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