私立学校の耐震化率…幼小中高90.3%、大学91.6%

 文部科学省は平成30年12月17日、私立学校施設の耐震改修状況調査の結果を公表した。私立の幼稚園や小中高校などの耐震化率は前年度比1.9ポイント増の90.3%、私立大学などの耐震化率は前年度比1.3ポイント増の91.6%であった。

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幼稚園~高校の調査結果
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 文部科学省は平成30年12月17日、私立学校施設の耐震改修状況調査の結果を公表した。私立の幼稚園や小中高校などの耐震化率は前年度比1.9ポイント増の90.3%、私立大学などの耐震化率は前年度比1.3ポイント増の91.6%であった。

 私立学校施設の耐震改修状況調査は、私立の幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、高校、中等教育学校、特別支援学校、大学、短期大学、高等専門学校における仮設・賃貸物件を除いた2階建て以上または延べ床面積が200平方メートル以上の学校建物が対象。平成30年4月1日時点の耐震診断実施率や耐震化率などを調べた。

 私立学校の耐震化率は、幼稚園および幼保連携型認定こども園が90.4%、小学校が97.8%、中学校が96.3%、高校が88.8%、中等教育学校が98.2%、特別支援学校が100.0%、大学などが91.6%。中等教育学校が0.1ポイント減少した以外は、各学校種とも前年度よりも耐震化率が上昇した

 一方、文部科学省の「平成30年度公立学校施設の耐震改修状況フォローアップ調査(平成30年4月1日現在)」の結果によると、公立学校の幼稚園~高校の耐震化率は98.9%。学校種別では、幼稚園94.6%、小中学校99.2%、高校98.2%、特別支援学校99.4%。公私の耐震化率を比較すると、いずれも公立学校が私立学校を上回り、特に高校でその差が大きい実態にある。

 このほか、旧耐震基準の建物のうち、耐震化の要否を判断するうえで必要な耐震診断の実施率は、幼稚園~高校が前年度比1.3ポイント増の82.4%、大学などが前年度比1.9ポイント増の88.0%。

 都道府県別に私立の幼稚園~高校の耐震化率をみると、「徳島県」と「静岡県」の98.6%がもっとも高く、「三重県」98.3%、「和歌山県」97.8%、「福井県」97.0%と続いている。一方、もっとも低いのは「岡山県」75.4%であった。
《奥山直美》

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