風邪予防のポイントは「野菜摂取量」トレンド総研調査

 普段から十分な量の野菜を摂取している子どもと、摂取していない子どもでは、風邪の罹患率に違いがあることが、トレンド総研のアンケート調査により明らかになった。小児科医も、「野菜摂取は『免疫力アップ』に有効」だとコメントしている。

生活・健康 保護者
「昨年、子どもが風邪をひいた」と回答した母親の割合
  • 「昨年、子どもが風邪をひいた」と回答した母親の割合
  • 「昨年、子どもが高熱(38度以上)を出した」と回答した母親の割合
  • 小児科医・なごみクリニック院長 武井智昭先生
 普段から十分な量の野菜を摂取している子どもと、摂取していない子どもでは、風邪の罹患率に違いがあることが、トレンド総研のアンケート調査により明らかになった。小児科医も、「野菜摂取は『免疫力アップ』に有効」だとコメントしている。

 子どもの「風邪の罹患率」と「野菜摂取量」に関する調査は、3歳~12歳の子どもを持つ母親500名を対象に実施したもの。調査期間は2018年11月13日~11月16日。調査では、家庭における子どもの1日あたりの野菜摂取量に応じて、「100g未満」「100~199g」「200g以上」の3グループに分類。風邪の実態に関する質問の回答をグループごとに比較した。

 「昨年、子どもが風邪をひいた」のは、「100g未満」89%、「100~199g」90%、「200g以上」77%で、野菜摂取量が多い「200g以上」のグループは風邪をひきにくい傾向にあることがわかった。

 また、「昨年、子どもが風邪により高熱(38度以上)を出した」のは、「100g未満」65%、「100~199g」55%、「200g以上」43%。「100g未満」のグループと「200g以上」のグループを比べると、20ポイント以上の差があり、野菜摂取量が多い子どもは風邪をひいても悪化しづらいようすもうかがえた。

 「子どもの野菜嫌いを克服させるためにやっていること」を聞いたところ、子どもに嫌いな野菜がある家庭のうち53%が「ない」と回答。野菜嫌い克服のための対策に手が回っていない家庭が多いこともわかった。

 小児科医でなごみクリニック院長の武井智昭先生によると、「風邪対策においては、うがいや手洗いなどに加え、食事や睡眠を通じて『免疫力』をアップさせることが重要」だという。免疫力を高めるうえで重要なポイントが「腸内環境」であるとし、野菜やヨーグルトを摂取することで腸内の免疫細胞を活性化する働きが期待される。ただし、「免疫力を高めるためには、一時的に野菜の量を増やすのではなく、年間を通じて意識的に野菜をとることが重要」だともコメント。また、「野菜はできるだけ、いろいろな種類のものをバランスよく食べる」ことも推奨している。
《外岡紘代》

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