a.school、小学生向け探究学習授業「なりきりラボ」「おしごと数学」開始

 仕事につながる力を養う探究学習塾a.school(エイスクール)は2019年春より、小学生を対象にアウトプット型探究学習を展開する2つの授業「なりきりラボ」「おしごと算数」を開始する。子どもたちが自ら手を動かし、試行錯誤を繰り返しながら思考力と創造力を身に付ける。

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 仕事につながる力を養う探究学習塾「a.school(エイスクール)」は2019年春より、小学生を対象にアウトプット型探究学習を展開する2つの授業「なりきりラボ」「おしごと算数」を開始する。子どもたちが自ら手を動かし、試行錯誤を繰り返しながら思考力と創造力を身に付ける。

 「なりきりラボ」「おしごと算数」は、いずれも知識入力(インプット)を中心とした受け身の座学ではなく、子どもたちが自ら手を動かし、実践や創作などの出力(アウトプット)をすることを中心とした内容で構成されている。どちらも“仕事”をコンセプトとした授業となっており、さまざまな職業領域におけるアウトプット手法を学ぶだけでなく、世の中にある情報を読み取り、解釈し、自分なりにアウトプットし続ける姿勢を養う、社会人が本当に必要とする「生きる力」を伸ばす授業内容が特徴だ。

 7つの仕事体験から学ぶ「なりきりラボ」は、教科科目にしばられず分野横断的に学ぶことができる。なりきる職業は「ゲームデザイナー」「絵本作家・漫画家」「メカエンジニア」「プログラマー」「プロダクトデザイナー」「社会起業家」「営業・販売」の7つ。プログラマーは「コンピューターの頭を覗いてみよう!」をテーマに、プロダクトデザイナーは「隠れた『欲しい』を発見!」をテーマに通年授業を行う。

 「おしごと算数」は、算数的思考を要する仕事を題材に、その実践と応用を学ぶ。取り上げる職業は「コンビニ店長」「ロゴデザイナー」「模型クリエイター」「グラフィックエディター」「未来予報士」「栄養士・トレーナー」「投資家・ギャンブラー」「貿易商」の8つ。コンビニ店長のテーマは「商売ゲームで計算を学ぼう!」。ロゴデザイナーは「図形を使って、マークを作ろう!」、グラフィックエディターは「情報をわかりやすく!グラフを面白く!」、栄養士・トレーナーは「食事や運動の中にひそむ沢山の数たち!」がテーマ。職業によって使う算数の要素も異なる。

 対象は小学1年生から6年生。授業テーマは随時追加・更新され、それぞれ15テーマとなる予定。毎週通塾型の授業で、1テーマを2か月かけて学ぶという。小学校低学年は1コマ1時間、高学年は1コマ2時間で設定。a.school直営校である本郷校、柏の葉T-site校のほか、秋田から岡山まで日本各地に広がるパートナー校でも受講可能。受講教室や授業料など、詳細はWebサイトで確認できる。
《畑山望》

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