デジタル教材開発と円弧動エンジン開発を行っている日本ソフトウエアアプローチは2019年3月22日より、登校拒否生徒や貧困層生徒、学校での学習スピードについていけない生徒のために、中学5教科用の単元別学習ソフトの無償提供を開始した。 このパソコン用学習ソフトは、学校教師による黒板授業と同様に制作した「学習機能」と学習理解度を深めるための「演習機能」により構成。超基礎レベルからトップレベルの学力を育成するための学習ソフトとなっている。 「学習機能」は、わかりやすい音声説明と詳しい図解や動作アニメにより、はじめて習う単元の予習や今までに理解に苦しんできた単元の復習の役に立つほか、学習の動作を停止・継続・繰り返しに設定でき、学習効果を高められる。また動作速度を遅読・音読・速読・高速・超高速の5段階に設定でき、文章題・証明問題などの展開力や論理力も学べる。 「演習機能」では単元毎に演習した問題を管理。一度正解した問題は出題されないため、単元すべての問題が正解した時点で表彰され、演習意欲が高まるよう工夫されている。不正解のときはわかりやすい音声説明による解説がついたり、演習履歴を演習単元毎に過去10回まで記録できたりといった機能を有するほか、計算問題・用法用語問題・記述選択問題でより確実に学力を身につけることをねらう。 このほか、学習機能、演算機能ともに単元毎に過去10回まで履歴を記録できるという。動作環境はWindows7、8、10。