暴力のない世界を目指して…ヤフーの「子どもパブコメ」10/7まで

 日本ユニセフ協会とヤフーは、「子どもに対する暴力撲滅我が国行動計画」に子どもたちの声を反映させるため、「子どもパブコメ」を実施する。期間は2019年10月7日正午まで、ポータルサイト「Yahoo!きっず」内の特集ページから投稿できる。

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特集ページ「知ってほしい、みんなの権利。聞かせてほしい、きみの声。」
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  • 日本ユニセフ協会とヤフーが実施する「子どもパブコメ」
 日本ユニセフ協会とヤフーは、「子どもに対する暴力撲滅我が国行動計画」に子どもたちの声を反映させるため、「子どもパブコメ」を実施する。期間は2019年10月7日正午まで、ポータルサイト「Yahoo!きっず」内の特集ページから投稿できる。

 「子どもに対する暴力撲滅我が国行動計画」とは、内閣府や外務省などの府省庁とNPOなどで策定が進められている子どもに対する暴力をなくす計画。すべての子どもに対する暴力がない世界にすることは、2030年までの世界共通の目標「持続可能な開発目標(SDGs)」の1つに定められている。

 日本ユニセフ協会とヤフー(以下、Yahoo!JAPAN)が実施する「子どもパブコメ」では、暴力をなくすために、子どもたち自身ができると思うことや大人に求めること、暴力を経験または見聞きしたことがあるかなどの複数の質問から、子どもたちの声を集める。

 「子どもパブコメ」は、Yahoo!JAPANが運営する子ども向けのポータルサイト「Yahoo!きっず」内の特集ページ「知ってほしい、みんなの権利。聞かせてほしい、きみの声。」から投稿できる。意見募集期間は2019年10月7日正午まで、質問数は最大10問。

 特集ページでは、今回のパブリックコメントの趣旨を説明。また、意見を整理するときのヒントとして、「『子どもに対する暴力』ってどんなこと」「子どもたちのもつ『権利』について」「困ったときは」の3つのコンテンツも掲載している。集まった声は、日本ユニセフ協会のWebサイトや「Yahoo!きっず」で紹介されることもあるという。

 2019年は「子どもの権利条約」が採択されてから30周年になり、「子どもパブコメ」のように子どもの意見を聞くことは、条約の柱の1つとなっている。
《黄金崎綾乃》

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