数学甲子園2019、栄光学園高校が初の2連覇を達成

 日本数学検定協会は2019年9月15日、「数学甲子園2019(第12回全国数学選手権大会)」の本選を東京都内で開催した。優勝したのは神奈川県の栄光学園高校「朝食会のToastチーム」で、2連覇を達成。連覇は2012年に全国予選を設けて以降、初の快挙となる。

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優勝 栄光学園高等学校「朝食会のToastチーム」
  • 優勝 栄光学園高等学校「朝食会のToastチーム」
  • 準優勝 灘高等学校「油淋鶏(ゆーりんちー)チーム」
  • 敢闘賞(3位) 開成高等学校「開成高2Sチーム」
  • 本選(競技中のようす)
  • 本選(競技中のようす)
  • 本選(競技中のようす)
  • 本選(Math Liveのようす)
  • 本選(Math Liveのようす)
 日本数学検定協会は2019年9月15日、「数学甲子園2019(第12回全国数学選手権大会)」の本選を東京都内で開催した。優勝したのは神奈川県の栄光学園高校「朝食会のToastチーム」で、2連覇を達成。連覇は2012年に全国予選を設けて以降、初の快挙となる。

 数学甲子園(全国数学選手権大会)は、全国の中学・高校・高専生が団体戦で数学の力を競い合う大会。数学の問題を解く力だけでなく、「問題解決力」「チームワーク力」「創作力」「プレゼンテーション力」など、幅広い力が問われる。

 数学甲子園2019で優勝したのは、神奈川県の栄光学園高校「朝食会のToastチーム」。今大会のメンバー5人のうち4人が2018年に優勝した同校の「数学界のTouristチーム」のメンバーで、2連覇を達成した。連覇は全国予選を設けた2012年の第5回大会以降、初の快挙となる。

 優勝の決め手となったのは、提示された課題テーマに沿って事前に創作した数学の問題をプレゼンテーションし、その評価を競う「Math Live」で高得点を獲得したこと。「朝食会のToastチーム」のプレゼンテーション力の高さが評価され、部門賞の「Math Live賞」も受賞した。

 チームのリーダーである永野寛さん(高校3年生)は、「感無量という言葉がふさわしいでしょうか。このチームのリーダーであったことを誇りに思います。今後は、数学甲子園を勝ち抜くためのノウハウを後輩たちに引き継いで、栄光学園の3連覇を託したいと思っています」と喜びを語っている。

 準優勝は灘高校の「油淋鶏(ゆーりんちー)チーム」、敢闘賞(3位)は開成高校の「開成高2Sチーム」、4位は海陽学園海陽中等教育学校の「?(こんにちは)チーム」、5位は公文国際学園「*in 0(あすたりすくいんぜろ)チーム」となっている。

◆数学甲子園2019(第12回全国数学選手権大会)
優勝/栄光学園高等学校「朝食会のToastチーム」(神奈川県)
準優勝/灘高等学校「油淋鶏(ゆーりんちー)チーム」(兵庫県)
敢闘賞(3位)/開成高等学校「開成高2Sチーム」(東京都)
4位/海陽学園海陽中等教育学校「?(こんにちは)チーム」(愛知県)
5位/公文国際学園「*in 0(あすたりすくいんぜろ)チーム」(神奈川県)
6位/兵庫県立神戸高等学校「Mathemagician(ますまじしゃん)チーム」(兵庫県)
7位/白陵高等学校「しんちゃんチーム」(兵庫県)
特別賞「林家久蔵賞」/京都市立西京高等学校「無知無恥父鞭乳ムチムチ(むちむちちちむちちちむちむち)チーム」(京都府)
部門賞「Math Create賞」/白陵高等学校「しんちゃんチーム」(兵庫県)
部門賞「Math Battle賞」/開成高等学校「開成高2Sチーム」(東京都)
部門賞「Math Live賞」/栄光学園高等学校「朝食会のToastチーム」(神奈川県)
《外岡紘代》

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