自転車乗車時の子どものヘルメット、非着用は43%

 子どもが自分で自転車に乗るとき、保護者が子乗せに同乗させるときの、ヘルメット着用率は56.9%であることが、オージーケーカブトの調査より明らかになった。過去の調査よりも着用率は上がっているものの、依然として43.1%が着用させていなかった。

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自転車乗車時の子どものヘルメット、非着用は43%
  • 自転車乗車時の子どものヘルメット、非着用は43%
  • 子どもの自転車乗車時のヘルメット着用率
  • 自転車乗車時におけるヘルメット着用義務の認知度
  • 自転車事故における頭のケガに関する認知度
  • ヘルメット着用時のヒヤリ体験
  • ヘルメットを着用していない理由
  • ヘルメットにかかわる情報認知後の感情変化
 子どもが自分で自転車に乗るとき、保護者が子乗せに同乗させるときの、ヘルメット着用率は56.9%であることが、オージーケーカブトの調査より明らかになった。過去の調査よりも着用率は上がっているものの、依然として43.1%が着用させていなかった

 調査は、 1歳から10歳の子どもを持つ25歳から49歳までの保護者2万4,920人を対象に実施したもの。2008年の道路交通法改正により、保護者が子どもを自転車に乗車させる場合にヘルメットの着用に努める「ヘルメット着用努力義務」が施行されてから11年が経ち、保護者の法律の認知度、ヘルメット着用実態などを調査している。調査期間は2019年6月~7月。

 子どもが自分で自転車に乗るとき、保護者が子乗せに同乗させるとき、56.9%がヘルメットを着用させていた。同乗器に乗せる際は62.7%が着用。子どもが自分で乗るときの着用率は55.0%で、45.0%が着用させていなかった。着用率は第1子が60.1%、第2子が54.1%、第3子が49.3%と、下の子どもになるにつれて着用率が低くなることがわかった。

 道路交通法の「ヘルメット着用努力義務」について聞いたところ、50.9%が「知らない」、39.6%が「聞いたことがある程度」と回答。施行後11年が経過したが、認知度が低い実態が明らかになった。また、「自転車事故被害者の死亡原因の約6割以上が頭部のケガである」という事実を、50.8%が「知らない」と回答しており、自転車事故での頭部保護の重要性を認識していない保護者が半数以上にのぼることもわかった。

 子どもにヘルメットを着用させている保護者のうち、55.8%が「自転車乗車時にヘルメットを着用していて良かったと思う体験をしたことがある」と回答している。

 一方、子どもにヘルメットを着用させていない理由は、「まわりの子どもが着用していないから」26.1%がもっとも多く、「ヘルメットのことを考えたことがない」19.4%、「被らなくてもケガをしなさそう」16.5%、「法律のことを知らなかった」15.8%が続いた。

 子どもにヘルメットを着用させていない保護者に、「法律のこと」「自転車死亡事故における頭部損傷の割合」などの情報を知った後のヘルメット着用に対する気持ちを聞いてみると、法律を知ったことでヘルメットを着用させる気持ちが「(とても・やや)強まった」は79.3%、自転車事故の死亡原因を知ったことでヘルメットを着用させる気持ちが「(とても・やや)強まった」87.4%となった。

 今回の調査結果を受けてオージーケーカブト広報チームは、「法律認知、頭部保護必要性の周知など、ルールの部分だけでなく、親子で『なぜヘルメットが必要なのか、一緒に考える』ことが重要」だとコメント。今後、警察や自治体、自転車教育を行う各団体らと協力継続しつつ「カブト、かぶろ。」のスローガンをかかげて、すべての世代に向けて自転車ヘルメットの着用啓発活動を行っていくとしている。

《外岡紘代》

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