東京書籍の高校数学参考書が電子書籍に、リブリーと協業

 東京書籍とスマートに学べる問題集「Libry(リブリー)」を開発・提供するLibryは2019年11月1日、協業について合意したと発表した。2020年春に東京書籍の高校数学の参考書「NEW ACTION LEGEND」シリーズなどの電子書籍版の提供を開始する。

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Libryと東京書籍が協業を発表
  • Libryと東京書籍が協業を発表
  • 提供予定の書籍シリーズ(表紙は数学I+A)
  • スマートに学べる問題集「リブリー」
 東京書籍とスマートに学べる問題集「Libry(リブリー)」を開発・提供するLibryは2019年11月1日、協業について合意したと発表した。2020年春に東京書籍の高校数学の参考書「NEW ACTION LEGEND」シリーズなどの電子書籍版の提供を開始する。

 リブリーは、出版各社が発行している既存の問題集をデジタル化し、生徒ひとりひとりの学習履歴に基づいたアダプティブ・ラーニングを可能にする中高生向け学習プラットフォーム。2017年にタブレット版、2019年3月にスマートフォン版リリースしており、現在は数学・英語・物理・化学・生物の5科目に対応している。

 「問題検索」「苦手分野の分析」などの機能を搭載し、生徒がより効率的に学べるようにサポートする。中学・高校を中心に導入されているほか、個人での利用も可能。学校で導入すると、生徒向けコンテンツと合わせて、リブリーの学習履歴や宿題の実施状況を確認するための先生用管理ツールも使うことができる。

 今回、小・中・高等学校の教科書発行部数で業界首位の東京書籍とリブリーが協業を発表。東京書籍が発行する高校数学参考書2シリーズの電子書籍版を、2020年春にリブリーで提供を開始する。電子書籍化されるのは、系統性を重視し、思考力を磨く「NEW ACTION LEGEND」シリーズ(数学I+A、II+B、III)と、基本から入試レベルまでの学習内容を網羅した「改訂版ニューアクションβ」シリーズ(数学I+A、II+B、III)。

 両社は、全国の学校で採用されるよう、協力・連携していくとしている。
《外岡紘代》

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