【緊急座談会】オンライン学習の機会増加、からだと目のケアの必要性

 学習の分野でもデジタルデバイスの導入が進んでおり、子どもたちの生活にはすでになくてはならない存在となっている。これからの時代、家庭にはどのようなデジタル機器が必要なのだろうか。緊急座談会を開催した。

教育ICT 小学生
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さまざまな体勢でのPC使用が考えられる
  • さまざまな体勢でのPC使用が考えられる
  • お子さまは自分専用のパソコンを(タブレットを含む)お持ちですか
  • お子さまはパソコン(タブレットを含む)をご家庭での学習に活用していますか
  • 座談会では長時間の作業時にモニターの必要性を感じるという声が
  • オンラインで授業を受けながら資料を見る、というときにもモニターは必要そうだ
  • お子さまがパソコン(タブレットを含む)を利用するうえで心配なことはどのようなことでしょうか(複数回答可)
 デジタルデバイスの普及が進んだ近年。親世代が仕事やプライベートで触れるのはもちろん、子どもの生活にもPCやタブレット端末は浸透してきている。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大を受け企業はリモートワークを推奨しており、子どもも、3月からの各学校や塾などの休校により、Webシステムを利用したオンライン授業を受講する機会が増えている。

 リセマムでは読者を対象に2020年4月10日から4月25日までの期間、アンケート調査を行った。まず「お子さまの学年を教えて下さい(末子について教えてください)」と聞いたところ、「中学生(162名)」「小学1~3年生(140名)」「小学4~6年生(136名)」という結果に。

 つぎに「お子さまは自分専用のパソコンを(タブレットを含む)お持ちですか」と聞いたところ、432名中「持っている」と答えたのが178名で41%、「持っていない」と答えたのが217名で50%、「購入を検討中」が37名で9%。持っている・購入を検討していると回答したのは半数という結果になった。

お子さまは自分専用のパソコンを(タブレットを含む)お持ちですか
お子さまは自分専用のパソコンを(タブレットを含む)お持ちですか

 そこで家庭で利用しているパソコンの種類について聞いた。もっとも多かったのは「タブレット」で179名、ついで「ノートパソコン(119名)」、「デスクトップパソコン(37名)」「2in1タイプのパソコン(10名)」となった。また、「お子さまはパソコン(タブレットを含む)をご家庭での学習に活用していますか」と聞いたところ、381名中、「している」が半数以上の215名となった。

お子さまはパソコン(タブレットを含む)をご家庭での学習に活用していますか
お子さまはパソコン(タブレットを含む)をご家庭での学習に活用していますか

 これらの結果からも、学習の分野でもデジタルデバイスの必要性が高まっていることがわかる。そこで緊急座談会を実施し実態をリサーチ。これからの時代、家庭にはどのようなデジタル機器が必要となってくるかについて迫った。

オンライン学習&リモートワーク
必要な機器はこれ!



【座談会参加者】
西野さん お子さん:中学3年生、中学1年生
宮島さん お子さん:大学生
森本さん お子さん:小学4年生
※名前はいずれも仮名。

--皆さんのご家庭でのPCやタブレット端末などの保有状況と、どういった目的で使用しているかをまずは教えてください。

西野さん 私自身は普段は会社のノートPCを主に使用していますね。タブレット端末は子どもが1人1台ずつ持っています。そのほか子どもの学校は1人1台ノートパソコンが支給されているので、それらもあわせると計6台があります。中学3年生の子どもはタブレット端末で塾のオンライン講義などを受講。中学1年生の子どもは、タブレット端末で通信教育の講座を受講しています。

宮島さん うちは夫と私がそれぞれ会社支給のノートPCで仕事をしており、そのほか家族で共有しているタブレット端末が1台と共有のデスクトップPCが1台、大学生の子どもはノートPCを所有しています。

森本さん 我が家は夫が会社支給ノートPCで仕事をしており、ほかにタブレット端末とノートPC2台を所有。私自身も会社支給のノートPCで仕事をしているほか、デスクトップPCとタブレット端末を所有しています。子どもには親のノートPCで塾のオンライン講座を受けさせています。最近はピアノもオンラインでレッスンが行われているので、そのときは私のタブレットを使用しています。

--お子さん方も含め皆さん、複数のデバイスを使い分けされているんですね。ちなみに通信環境はどういった感じですか。

西野さん 家庭用のWi-Fiを導入しています。

森本さん 同じくWi-Fi導入済みです。

宮島さん うちもです。でも最近、大学生の子どもも家で講義を受けるようになって、家族で一斉に使用すると接続が切れたりする。とはいえWi-Fiがないと仕事にもならない。

西野さん 現実問題として、家庭にWi-Fiが導入されていないと、親のリモートワークと子どものオンライン授業の受講を同時にというのは厳しいのではないかなと思います。

--Wi-Fiは必要そうですね。ほかに何か、自宅での仕事を行うにあたって、あったほうがいいと感じるアイテムはありますか。

宮島さん ノートPCだと画面が小さいので、モニターの必要性を感じます

西野さん 私は家で仕事をするときは10年ほど前に購入したモニターを使っています。

森本さん やはり大きい画面で仕事をすると、夕方の疲れ度合いが違いますよね。

座談会では長時間の作業時にモニターの必要性を感じるという声が
座談会では長時間の作業時にモニターの必要性を感じるという声が

宮島さん 自分が家で仕事をするようになって、会社だとなんだかんだでモニターから離れる時間があるのだなということに気付きました。リモートワークで会議もモニター越しに行っているから、今は通常時の数倍、画面を見ることになっていると思う。業務を終えると目が痛くて、テレビ画面すら見たくないです。

西野さん 私も長時間作業をすると、目の疲れからなのか、頭痛が起きることも。今のモニターは画面の明るさを手動で調節するタイプなんですが、仕事で画像を見るときに色によって明るさを変えたいと思っても、手動だと面倒なのですよね。あと画面の高さの調整ができないので、長時間作業をしていると首・肩や腰が辛いです。

森本さん 家のモニターも高さ調節ができないので、モニターの台座の下に雑誌を入れるなど、四苦八苦しながら使っています。夫は、画面の縦横の向きを変えられるタイプのモニターを会社で使用していたらしいのですが、家のものは高さも向きも固定されているので、私よりもリモートワークに不便さを感じているようです。

宮島さん 私は夜遅くまで作業をすることがあるのですが、なかなか寝付けないことがあって。「ブルーライト」が睡眠の質にかかわると耳にしますけれど、たとえば受験生の健康を考えると、夜遅くまで勉強してそのあとあまり眠れないようだと、体調への不安を感じる親御さんもいるかもしれないですね。

--お子さんのオンラインでの学習状況を考えたときはどうでしょう。お子さんがデジタルデバイスを使用して学習をする時のようすはどんな感じでしょうか。

宮島さん 先日、大学の講義のようすを見ましたが、資料を開きながら動画で講義を受けてノートをとる、というすべてをPC上で行うとなると、やはりノートPCの画面では小さそうですね。

西野さん 中3の子どものオンライン授業も同じような感じです。通信教育を受けている子どもは、前かがみになってタブレットの画面を見ているので、姿勢の悪さが気になります。視力低下につながるのではないかという心配もあります。

森本さん 子どもは毎年、学校の視力検査で引っかかるので、視力低下は我が家も気になるところです。また、オンラインの授業が終わるとぐったりしていることもあり、やはりノートPCの小さい画面で動画を見るのは、子どもにも負担が大きいのかなと、何らかの対策をしなければいけないのかなと感じています。

--貴重なご意見をありがとうございました。

オンラインで授業を受けながら資料を見る、というときにもモニターは必要そうだ
オンラインで授業を受けながら資料を見る、というときにもモニターは必要そうだ

多彩な機能も魅力のアイケアモニター「GW2480T」



 座談会では、大人の目や体の不調だけでなく、子どもへの影響が心配という声を聞くことができた。実際、アンケートでも「視力の低下(205名)」「姿勢の悪化(138名)」「睡眠への影響(63名)」を心配しているという声が多かった。

お子さまがパソコン(タブレットを含む)を利用するうえで心配なことはどのようなことでしょうか(複数回答可)
お子さまがパソコン(タブレットを含む)を利用するうえで心配なことはどのようなことでしょうか(複数回答可)

 BenQのアイケアモニター「GW2480T」は、こうした心配を解消するのに役立つ、さまざまな機能を搭載している。

 例えば、姿勢に影響する画面の高さや角度だが、GW2480Tでは140mmの高さ調節や細かな角度調節が可能となっている。また、座談会の話題にもあがっていた、縦・横に画面を90度回転させて使用できる「ピボット調節」がこのモニターには採用されている。画面を水平回転させる「スイーベル調節機能」も併用されているので、体格や使用スタイルの異なる家族が共同でモニターを使用する場合でも、それぞれが作業しやすい高さや視聴角度に調整ができるので便利だ。

 デジタル機器が発するブルーライトは睡眠ホルモンの生成を減少させ、睡眠の質を妨げる可能性があるといわれているが、GW2480Tは「ローブルーライトPlusテクノロジー」を搭載し、有害な放射光(420~455nm)をフィルタリングすることでダメージを軽減。色合いも影がかった黄色に変化することなく、画像の質も維持できるという。

 このほか、画面のカラーを赤と緑の2色を調整できる「カラーユニバーサルモード」、画面の光の点滅を除去する「フリッカーフリー」、環境光とディスプレイの光の強度のバランスを取って、周囲の照明に合わせてディスプレイの輝度を自動で調節してくれるBenQ独自の「ブライトネスインテリジェンス(B.I.)テクノロジー」も採用。こうした数々のテクノロジーが、複合的に目への負担を軽減してくれるのだ。

 新学習指導要領の実施で、小学校の授業にプログラミングも導入される。子どもたちの生活にはこれからデジタルデバイスを用いた学習時間がますます増えることが見込まれるが、成長期にある子どもが健やかに過ごすために、自宅でのデジタルデバイス使用時にはこのモニターがあると安心といえよう。また、大人が自宅でのリモートワークを効率よく行うためにも、家族みんなで使えるこのモニターの導入を検討してみてはいかがだろうか。

BenQ「23.8インチ Full HD アイケアモニター GW2480T」
価格:オープン価格
<おもな特徴>
・IPSパネルによる広視野角
・フリッカーフリー、ブルーライト軽減機能搭載・輝度自動調整B.I.機能搭載
・カラーユニバーサルモード、高さ調節/ピボット機能搭載
《鶴田雅美》

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