大学生の生活時間、授業は週17時間…スマホ13時間

 大学3年生の平均的な1週間の生活時間は、「授業への出席」が17時間ともっとも長く、「スマートフォンの使用」13時間が続き、33%がスマートフォンを16時間以上使用していることが、文部科学省が2020年6月16日に発表した「全国学生調査(試行実施)」より明らかになった。

教育・受験 大学生
授業期間中の平均的な1週間(7日間)の生活時間
  • 授業期間中の平均的な1週間(7日間)の生活時間
  • 授業期間中の平均的な1週間(7日間)の生活時間
  • 大学に入ってから受けた授業では、各項目はどれくらいあったか
  • 大学に入ってから受けた授業では、各項目はどれくらいあったか
  • 各項目の知識や能力を身に付けるために、大学教育は役に立っていると思うか
  • 各項目の知識や能力を身に付けるために、大学教育は役に立っていると思うか
  • 各項目の知識や能力を身に付けるために、大学教育は役に立っていると思うか
 大学3年生の平均的な1週間の生活時間は、「授業への出席」が17時間ともっとも長く、「スマートフォンの使用」13時間が続き、33%がスマートフォンを16時間以上使用していることが、文部科学省が2020年6月16日に発表した「全国学生調査(試行実施)」より明らかになった。

 全国学生調査は、「学修者本位の教育への転換」を目指す取組みの一環として、全国共通の質問項目により、学生目線から大学教育や学びの実態を把握するために実施。調査結果は、大学の教育改善や国の政策立案など、大学・国の双方においてさまざまな用途に活用される。

 令和元年度(2019年度)は、初回の調査として適切な調査方法や質問項目などを整理・検証することを目的に、試行という位置付けで実施。試行実施に参加意向のあった515大学に在籍する大学3年生(標準修業年限が5年または6年の学部は4年生が対象)約41万人を対象に実施し、集計基準を満たした420大学10万2,104人の有効回答を得た。

 大学に入ってから受けた授業について、「授業内容の意義や必要性を十分に説明してくれた」85%、「小テストやレポートなどの課題が出された」93%については「よくあった」「ある程度あった」という割合が高かった。一方、「適切なコメントが付されて課題などの提出物が返却された」43%、「おもに英語で行われる授業(語学科目は除く)があった」33%については割合が低かった。

 授業期間中の平均的な1週間の生活時間は、「授業への出席」が平均17時間ともっとも長く、「スマートフォンの使用」平均13時間、「アルバイト/定職」平均11時間、「趣味/娯楽/交友」平均10時間、「予習・復習・課題など授業に関する学習」平均5時間、「授業以外の学習」平均4時間、「部活動/サークル活動」平均3時間、「就職にかかわる活動」平均2時間の順に長かった。スマートフォンの使用は、「31時間以上」14%、「21-30時間」8%、「16-20時間」11%と、33%がスマートフォンを16時間以上使用している。一方、0時間の割合が高いのは、「部活動/サークル活動」56%、「就職にかかわる活動」45%、「授業以外の学習」20%、「アルバイト/定職」19%だった。

 知識や能力を身に付けるために、大学教育は役に立っていると思うか聞いたところ、「専門分野に関する知識・理解」87%、「将来の仕事に関連しうる知識・技能」80%、「多様な人々と協働する力」80%、「幅広い知識、ものの見方」83%については「とても役に立っている」「役に立っている」という割合が高かった。一方、「外国語を使う力」30%、「統計数理の知識・技能」45%については割合が低かった。
《工藤めぐみ》

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