マイナビティーンズラボは2020年11月19日、「2020年ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表した。ヒト部門の1位は「NiziU」、コト部門の1位は「Nizi Project」がランクイン。モノ部門の1位には、さまざまなトレンドに影響を及ぼした「TikTok」が選ばれた。 マイナビティーンズラボでは、ティーンマーケティングやリサーチを行い、ティーンの定番や流行の情報を発信している。「2020年ティーンが選ぶトレンドランキング」は、マイナビティーンズメンバー211名よりフリーアンサーで抽出したワードの中から、JK編集部が4つのジャンルごとに30項目をピックアップ。その中からマイナビティーンズ会員に複数選択式アンケートを実施し、その結果を集計した。回答数は13~19歳の女性503名、調査期間は2020年10月9日~25日。 流行ったヒト編では、1位に「NiziU」がランクイン。1万人以上の中から選ばれたメンバーによるグローバル・ガールズグループで、振付をマネしたダンス動画が数多くSNSに投稿された。デビューのきっかけとなった日韓合同オーディション「Nizi Project」は流行ったコト編の1位に選ばれ、2020年のトレンドの中心となった。2位の「北村匠海(DISH//)」は俳優・歌手の活動がいずれも話題に。あいみょんが作詞作曲した配信シングル「猫」はコト編の3位にランクインしている。3位は、関西ジャニーズJr.のグループ「なにわ男子」。デビュー前にも関わらず、ティーンで知らない人はいないほどの人気ぶりとなっている。 流行ったモノ編の1位は「TikTok」。ティーンの間では定番のSNSアプリで、自粛期間中に生まれたハッシュタグ「#休校チャレンジ」は2億3,500万回視聴(11月2日時点)と驚異的な視聴回数となっている。また、TikTokによって広まったコトバ・コトも多くランクインしており、テレビやSNSから生まれたモノがTikTokで拡散されるという潮流も発生するなど、ティーンのトレンドに大きな影響を及ぼした。2位は「Zoom」、3位は「無観客ライブ」となり、ティーンの間でもコロナ禍での新たなスタンダードとなっている。 流行ったコトバ編の1位は、TikTokで拡散したワード「きゅんです」。2位はヒトランキング10位の人気YouTuberパパラピーズが使用して流行った「~してもろて」。「~してね」という意味で使われる。3位は「あざとかわいい」で、“あざとかわいい男子”に夢中になるティーン女子が増加中だという。 Webサイトでは各部門10位までのランキングと解説を掲載。ランキングの要因を分析している。◆2020年ティーンが選ぶトレンドランキング(各トップ5)【流行ったヒト】1位 NiziU2位 北村匠海(DISH//)3位 なにわ男子4位 志尊淳5位 Snow Man【流行ったコト】1位 Nizi Project2位 スマホのホーム画面カスタマイズ3位 「猫」(DISH//)4位 地雷メイク5位 シャボン玉映え【流行ったモノ】1位 TikTok2位 Zoom3位 無観客ライブ4位 rom&nd5位 CLIOアイシャドウパレット【流行ったコトバ】1位 きゅんです2位 ~してもろて3位 あざとかわいい4位 アセアセ5位 ディスタンス