住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング、1位八王子駅

 住まいの情報を伝えるサイト「LIFULL HOME'S PRESS(ライフルホームズプレス)」は2022年6月28日、「住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング2022~ファミリー編~」を発表した。

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住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング2022~ファミリー編~
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 住まいの情報を伝えるサイト「LIFULL HOME'S PRESS(ライフルホームズプレス)」は2022年6月28日、「住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング2022~ファミリー編~」を発表した。

 ランキングは、2021年の住民基本台帳人口移動報告による0~14歳の転入超過者数の上位10の自治体(埼玉県さいたま市、千葉県千葉市、東京都町田市、千葉県流山市、千葉県柏市、神奈川県藤沢市、千葉県印西市、神奈川県横浜市、神奈川県茅ヶ崎市、東京都八王子市)に所在する、合計238駅を調査したもの。多くのファミリーが重視する住まい探しのポイントを「家賃」と「駅周辺の充実度」と仮定し、実際に住むならどの駅が住みやすく、コスパが良いのかを検証した。調査には不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」の独自データを使用した。

 調査の結果、1位は「八王子駅(東京都八王子市)」、2位は「町田駅(東京都町田市)」と、東京の多摩エリアの中心駅が名を連ねた。「八王子駅」の「駅周辺充実度」は100点満点中、87.9ポイント。これは駅から徒歩15分以内でアクセス可能な施設(スーパー、コンビニ、公園、飲食店、カフェ、文化施設、子育て・教育施設、医療施設等)の充実度を、カテゴリー別に100点満点でスコア化したもの。

 「八王子駅」は今回の対象駅の中で、「駅周辺充実度」から算出した理論家賃に対し、実際の平均賃料の割合(理論家賃比率)がもっとも低く、41.8%。つまり「駅周辺充実度」からみた、“家賃が妥当であろう”という理論家賃に比べ、半額以下(58.2%OFF)の家賃相場で借りられることを意味している。

 4位の「上大岡駅(神奈川県横浜市港南区)」は、横浜市都市計画マスタープランにおいて、住みやすさを重視した街づくりが行われている。子育て施設や飲食店、スーパー、公園等、カテゴリーごとのバランスが良く、生活利便性を高める施設が過不足なく集まっている。

 6位に「千葉駅(千葉県千葉市中央区)」、7位には「大宮駅(埼玉県さいたま市大宮区)」等、東京都心部から電車でおよそ30分~50分以内で到着する駅がランクイン。また、トップ10にランクインした駅に共通する事柄として「八王子駅」「上大岡駅」「千葉駅」「大宮駅」等、近年駅前再開発が進められてきた、もしくは開発が進行中の駅が多いことがわかった。

 全体としては、東京都心からほぼ同心円状の準郊外のターミナル駅が上位となり、その周辺駅が準じる形で続く結果となった。今後再開発が予定されている主要駅や、その周辺駅で住まいを探せば、新しい街の利便性を享受しながら比較的家賃を抑えて暮らすことができるといえるだろう。

 ランキングの詳細は「LIFULL HOME'S PRESS」のWebサイトで読むことができる。

◆住みやすさの割に家賃が安い駅ランキング2022~ファミリー編~
1位「八王子駅(東京都八王子市)」理論家賃比率41.8%
2位「町田駅(東京都町田市)」42.8%
3位「京王八王子駅(東京都八王子市)」50.4%
4位「上大岡駅(神奈川県横浜市港南区)」53.2%
5位「茅ヶ崎駅(神奈川県茅ヶ崎市)」53.4%
6位「千葉駅(千葉県千葉市中央区)」54.3%
7位「大宮駅(埼玉県さいたま市大宮区)」54.7%
8位「阪東橋駅(神奈川県横浜市中区)」55.0%
9位「黄金町駅(神奈川県横浜市南区)」55.0%
10位「鶴見駅(神奈川県横浜市鶴見区)」55.1%

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《木村 薫》

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