2023年度の東京都立高校入学者選抜の評価資料となる中学校英語スピーキングテストが2022年11月27日、都立学校150会場および民間会場47会場にて実施された。当日午後7時時点の速報によると、申込者約7万6,000人のうち、受験者は約6万9,000人だった。
中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)は、中学校の英語学習で身に付けた「話すこと」の能力を客観的に評価し、英語で話す力を高めることを目指して2022年度より都内公立中学校の3年生全員を対象に実施する到達度テスト。
東京都教育委員会が公表した11月27日午後7時時点の実施状況によると、受験者数は6万9,000人(申込者数:約7万6,000人)。都立学校150会場および民間会場47会場の計197会場で行われた。会場は11月27日午後0時15分に開門し、試験は予定通りの午後1時から行われ、午後3時40分に終了したとしている。
また、試験日当日のトラブルとして、欠席連絡の受付電話の回線が混みあって、つながりにくくなった時間があったことと、会場を間違えて遅刻した生徒がいたことの2例を報告した。
試験問題と解答例については、11月28日午後5時に東京都教育委員会のホームページに公開予定。追試験は12月18日に行われる。