【大学入学共通テスト2023】現役高校生の志願率45.1%…4都県が50%超

 2023年度(令和5年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)が1月14日と15日に実施される。追・再試験の実施期日は1月28日と29日。志願者数は、前年度より1万7,786人減の51万2,581人。現役志願率は、前年度と同じ45.1%。

教育・受験 高校生
画像はイメージ
  • 画像はイメージ

 2023年度(令和5年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)が1月14日と15日に実施される。追・再試験の実施期日は1月28日と29日。志願者数は、前年度より1万7,786人減の51万2,581人。現役志願率は、前年度と同じ45.1%。

 共通テスト3年目の実施となる今回は、大学711校、専門職大学8校、短期大学151校の計870大学が参加。志願者数は、前年度より1万7,786人減の51万2,581人。

 2023年3月高等学校等卒業見込者(現役生)のうち共通テストに出願した者の割合(現役志願率)は、前年度と同じ45.1%。地域別でもっとも高いのは東京都の57.6%、もっとも低いのは沖縄県の31.7%。現役志願率が50%を超えたのは、東京都(57.6%)、広島県(55.2%)、愛知県(53.6%)、富山県(51.9%)の4都県だった。

 現役志願率が高い都道府県は以下のとおり。

 東京都57.6%
 広島県55.2%
 愛知県53.6%
 富山県51.9%
 石川県49.6%
 新潟県49.5%
 茨城県48.6%
 栃木県48.2%
 福井県47.6%
 兵庫県47.2% 
 愛媛県47.2%

 2019年度から2023年度の5年間(2020年度までは大学入試センター試験)をみてみると、出願者数は2019年度57万6,830人、2020年度55万7,699人、2021年度53万5,245人、2022年度53万367人、2023年度51万2,581人。高等学校等新規卒業見込者の減少の影響もあり、年々減っている。志願者のうち高等学校等卒業者の割合は、2019年度18.5%、2020年度18.0%、2021年度15.1%、2022年度14.5%、2023年度14.0%。浪人生の割合は減少を続けている。

 共通テスト第1日目の1月14日は、地理歴史(世界史A/世界史B/日本史A/日本史B/地理A/地理B)、公民(現代社会/倫理/政治・経済/倫理、政治・経済)、国語、外国語(英語:リーディング/ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語:筆記、英語:リスニング)。2日目の1月15日は、理科1(物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎)、数学1(数学I/数学I・数学A)、数学2(数学II/数学II・数学B/簿記・会計/情報関係基礎)、理科2(物理/化学/生物/地学)の試験が実施される。


大学入学共通テスト2023 特集
大学受験2023 特集
《奥山直美》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top