【大学入学共通テスト2023】試験後にやるべきことをチェック

 2023年度大学入学共通テストが、いよいよ始まった。受験勉強や体調管理に頭がいっぱいで、試験後の流れがよくわからないという受験生・保護者のために、共通テスト後にやるべきことやポイントについて、あらためてまとめた。

教育・受験 高校生
共通テスト直後にすべき行動
  • 共通テスト直後にすべき行動
  • Kei-Net「共通テスト後に行うこと」
  • データネット2023「共通テスト後の『どうする?』を解消」

 2023年度(令和5年度)大学入学共通テスト(旧センター試験、以下、共通テスト)が始まった。受験勉強や体調管理に頭がいっぱいで、試験後の流れがよくわからないという受験生・保護者もいるかもしれない。共通テスト後にやるべきことやポイントについて、あらためて確認しておきたい。

 共通テストが終わってまず行うことは自己採点。正解・配点は、予備校や新聞社のWebサイト等で公開される。問題用紙は持ち帰ることができるため、書き残した自分の解答をもとに自己採点することで、自分の得点を把握できる。予備校等では、便利な自己採点ツールも無料提供している。

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」の「2023年度共通テスト受験ガイド」では、自己採点後、「共通テストリサーチ」や「バンザイシステム」等を活用して、志望校の合格可能性を判定し、出願校の検討に役立ててほしいとしている。

 国公立大学2次試験の出願期間は、1月23日から2日3日まで。河合塾では、共通テスト終了後は「国公立大の2次試験や私立大入試に向けて気持ちを切り替えることが大切」と助言。共通テスト受験後、出願校決定まではあまり時間がないため、次の試験に向けて気持ちを切り替えて準備に取り掛かるよう呼びかけている。

 ベネッセと駿台による「データネット2023」では、「先輩からの入試直前アドバイス」の中で「共通テスト後の『どうする?』を解消」を掲載。共通テストの自己採点や志望校判定には、データネットの中の「自己採点・判定チェッカー」をチェックし、受験校の決定に活用してほしいとしている。

 「判定チェッカー」は、共通テストの自己採点の点数から傾斜配点や動向も加味して判定してくれる。データネットでは「そのうえで、勝負するか、志望校を変えるか、どちらを選んでも後悔しないための方法を考えよう」とアドバイス。「併願校の数を増やす」「後期日程の出願先を変える」「再受験を覚悟して併願校の数を減らし、志望校の対策に全力を尽くす」「志望校を変更する」等、具体的な例をあげながら自身が納得できる受験の仕方を考えるよう助言している。


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《奥山直美》

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